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すっかり9月に入ってしまいましたが、行ってみましょうEVO-R第11話。
それにしても、最終話を見てしまった後だと本当に何をどう書けばいいんだこの巻……?
いや、感想なんだから思うままに書けば良いのでしょうけれど、思うままに書いたら本当に収集つかないよう
な気がするんですが、この巻……あ、大丈夫か!そんなのいつものことだから今更だ!大丈夫!(おい)
という結論が出たところで、思うままに流れるままに行きましょう。
EVOLUTION-R最終巻。終わりの始まりの11話。
それにしても、最終話を見てしまった後だと本当に何をどう書けばいいんだこの巻……?
いや、感想なんだから思うままに書けば良いのでしょうけれど、思うままに書いたら本当に収集つかないよう
な気がするんですが、この巻……あ、大丈夫か!そんなのいつものことだから今更だ!大丈夫!(おい)
という結論が出たところで、思うままに流れるままに行きましょう。
EVOLUTION-R最終巻。終わりの始まりの11話。
- 前回のおさらい、ゼルとポコタのご乱心の模様の振り返りの時気付く、このためか!このために壺ちっちゃかったのか!なるほど確かに壺がでっかかったら乱戦になったとき、ポコタのサイズじゃ壺抱えて走るとか逃げるとか出来ないからこのサイズだったのか……!あー今になってめちゃくちゃ納得いったすっきりした(笑)
- 壺を抱えて逃げるポコタに追うリナとオゼル。前回の最後は海だったけど、今は森でタフォーラシアのすぐ側へ。あれからずっと飛びっぱなしだったらしい。
- ところでお互い翔封界(レイ・ウイング)で本気で飛んだら、ポコタが他の面子をぶっちぎりで振り切れるんじゃないだろうか、と。ポコタの飛行がデフォルト能力じゃなくて翔封界だって知って以来気になって仕方ない。 術者のキャパシティと重量と高さが比例するってことだと、体重の軽い者ほど速くみたいで、それだとポコタは他の面子よりダントツで速く飛べる気がする。SPのペスも超軽いからかリナとナーガぶっちぎってたしなあ(笑)アニメの翔封界はそんなに厳密に設定されてないみたいだけど、それでも軽い方が速いってのは普遍のもののような気がってか、翔封界について考え出すとこれだけで一記事分になるから話を戻せ、ほら戻せ(笑)
- ところで前回ご乱心してたゼルは、何でいきなりそんなに落ち着いてるってか何でアメリアと二人で遅れて来たんだろうか?
- これ見たとき、放映後ゼルアメ界のあちこちで「きっと合間に姫が
抑え付けた落ち着かせたんだよ!」ていう説が見られた訳に納得した。しかし落ち着きすぎだ本当に(苦笑) - にしてもこの時一瞬二人でガウリイ運んできたから遅かったのかなあと思ったら結局自分で走ってたのか……ガウリイ、不憫すぎる……
- 「霧が晴れるのを待って」・・・・・・ここに来ていきなり余裕を見せるなあ・・・・・・って、アメリアが「レゾ」って呼び捨てにしたのに密かにびっくりした。レゾ、呼び捨てするんだアメリア・・・・・・
- 「あのレゾのことだから、てきとーに理由を付けて時間を稼ごうとするはずよ」 「確かに。俺が壺を持ち出したときも、レゾは復活したい気持ちと滅びたい気持ちで揺れているようだった」 ・・・・・いやあんた何でいきなりそこまで格段にクールダウン。もうちょっと動揺引きずりましょうってば頼むから(苦笑)
- 「なんかそれってオゼルみたいだな」なガウリイの台詞にはちょっと、おおっと思った。久々に唐突に鋭いガウリイが出た……!
- それらをまとめて、リナ。「あの壺には絶対なにか有る」・・・・・・えーと、最終話まで見た今この台詞聞くとすごいもの悲しい・・・・・・あるんだけど。確かにあったんだけれども・・・・・・いや無かったというか、嗚呼もう orz
- リナ達が来る前に、と壺をちっさい方の手で抱えて神殿にてとてと走るポコタ。いや耳手で持て、そして飛べ!そのてとてとっぷりは中々ファンシー路線で宜しいがその不安定さは宜しくない非常に宜しくない、こんな所で転んで割れたら色んなものが台無しだから(笑)そんなことは流石に無いだろうに見てて突っ込んだ(笑)
- 「月の光のないところでは人々の封印は解けない。私がそのように魔法をかけた」
えーと「魔法をかけた」っていう台詞が妙に魔女っ子っぽいなあと思った私はちょっと頭がどうかしてると思います。 - この月から日の出まで云々、単なるレゾの時間稼ぎの嘘なんでしょうが、個人的にはこれ本当だったら面白かったのになあと。TRYの神魔融合魔法で、魔王=黄昏、神=暁、って対比されてたのと、こないだすまっしゅ。の方で、神の力が一番強くなるのは明け方とかって発言が出てきたことから、時間帯によって神と魔の影響力が強くなったり弱くなったり、っていうのは本当にあるのか、どれだけ影響があるのかを是非知りたいんです、個人的に。時間とか暦とか星の並びとか、そういうものがどの程度関係があるんだろうかと。その辺を色々ネタにしたいんで是非見たかった(笑)
- 追いついたオゼルとポコタは夜を待って焚き火。オゼル、壺を奪い返してリナの元へ行くっていうのはないんですねえ。壺さえ無事だったら持ち主の元にあるかないかは特に関係ない?まさかポコタに所有権が移動してるわけじゃあないだろうし。よく分からない。
- いざ自分の体を使うとなると迷うポコタに、オゼルの「それが正しいことなら迷う必要はないんじゃありませんか」と、真理な返し。でも「人間はそんな簡単に割り切れるもんじゃないんだ、人形のおまえには分かんねえんだよ!」と、ここでもまた「人間」「人形」で黙り込むオゼル。
- ポコタは続ける。「王子なのにデュラム病で苦しむ民衆を救えなかった。昔のようなタフォーラシアを取り戻す。おれにはそれが何より大事なんだ」これは何度も繰り返されたポコタの動機、その繰り返しだけかと思ったら意外な言葉が続く。「会いたいんだ、レゾに」 。
- 「ゼルガディスや皆が言うように、只の悪党なのか、それともおれが信じたレゾが正しいのか」10話まで自分の観点でしか見てなかったレゾに、2面の可能性があるっていう前提で初めて話してきましたねえ。10話で一度、観念が砕けるような状況に追い込まれて、遂にポコタの視界も問答無用で広がり始めたのかなあ、と。
- 真横にいる当の壺レゾは黙して語らず。
- 回想の中、魔法陣の中央でお座りしてるポコタの体がファンシーでツボだった・・・・・・!(ぐっ) そして、今のポコタは語る。レゾの言葉を信じて今日までやってきた。だからレゾに会いたい、会って確かめたい、と。そして「会う」という言葉に含みがあるのか手を握りしめるオゼル。カフスから覗く手首はここに来て思いっきり人形の関節そのものに。これまで省略されがちだったけど、ボディはやっぱり見れば人形らしさを隠してないもので、人間とは全然違うっていうのを一目で分からせる演出ですねえ。
- それを上から確認してさっさと去るゼロス。あれー今度はキラキラは?(笑)
- 夜になって、霧が薄くなったからかリナ達は街の中へ。神殿は右か左か?これだけ人数がいて誰も道覚えてないってどういうことよ~?と困るリナ。記憶力は抜群でも、さすがに方向感覚は普通クラスでしたか、リナ(笑)
- そして「俺はちょっと予想してたぞ」に吹いた。何だその微妙な自慢は!違う強がりは!(笑)そして「ちょっと」って「ちょっと」って!4話の「君」といい、EVO-Rのあんたはたまに言葉の選び方が微妙に面白いわ・・・・・・!(ばんばん)←変な所でツボに来た。
- 「レゾの気がコロッと変わって復活してたら大変」……コロッと変わるっていうのに異様に納得した。やりかねん、確かにあのひとはやりかねん(だからどういう目でレゾを(略))
- お気楽魔族登場、ってキラキラ有りか!もしかしてこのキラキラ、レボエボゼロスのデフォルト機能じゃなくて出したり消したり自由自在?だとしたら8話のあの大事な場面でキラキラして消えたのってわざわざやってたことになるのかねえ。うわあ嫌みったらしいなあもう(苦笑)
- 壺のことはやっぱり秘密ですが、あんまり秘密ばっかりって言うのも申し訳ないので「神殿のことぐらいはお教えしましょう」と、開眼。最初っから誘導のために出てきたんだろうにこの言い方がすっごい恩着せがましくて良かった(笑)
- ゼロスの誘導で神殿に到着……って思ったらそれはリナ達じゃなくて視点変わってポコタとオゼル。って、オゼルが壺を抱えてすたすたと歩んでますが、ちょっと待て。本気でリナの所にそのまま飛んで返さなくていいのか?リナがポコタを放置してるからそのままでいいという判断?それとも壺さえ無事なら持ち主が誰でも本当は別に関係ない?オゼルの行動指針と制限が本当によく分からん。融通聞くのか聞かんのかはっきりして欲しかった本当に(笑)
- こちらも神殿へ到着のリナ達。この地下墓地に民衆もポコタの体も眠ってる……そういや、壺の方じゃなくてポコタの体の方を確保するっていう手もあったんじゃないかねえ。それがなければレゾも復活しようとしない訳だし。動き回るポコタよりじっとしてる体の方が確保しやすいし。ま、先回りできない状況な以上、この手は当然使えない。あくまで問題なのは壺のひとな訳ですし。
- 扉を押して正面突破を計るガウリイとアメリアに、梃子の原理を狙ってるっぽいリナ、働かないゼル(おい)。でも当然余所者には早々扉は開きません。なら魔法で吹っ飛ばすか、と気の短い岩が企みますが、「ここは何千何万の魂が眠ってる、そんな物騒なことをしたら大事です」……うん、確かに人々が死んだように眠ってる場所を荒らすのは大変宜しくないが、精霊魔法/物質で扉を破るくらいなら別に魂には何の影響も出ないんじゃないだろうかってか、影響が出るのならその辺の理論を是非語って欲しかった、そういう理論は大好きだ(笑)
- でも指ぱっちんで扉は開く。魔族界の何でも屋はさすがに一応有能です。でも最小限のサービスしかしてくれません(笑)
- でもここに来てようやくリナが問い詰めてくれる。「どうせ教えてくんないんだろうけど、結局あんたの目的は何?」と。うん本当にこの時点で明らかになってないってのは本気で遅すぎると思いまーすエボー?(それを言っちゃあ・・・・・・)
- ところで「昔のよしみもありますし」に突っ込ませて貰おう。「昔」って。スレ時間じゃせいぜい1年くらいぶりの再会でしょうに1000歳以上登場キャラ内ぶっちぎり最年長のあんたが1年くらいで「昔」言うな!そりゃ現実空間じゃ13年近く経ってたけども!(笑)だから何で本当にこんなささやかな部分に引っかかるんだ私は(笑)
- 「強いて言うなら面白いから」でキラキラなしで消えるゼロス。肝心なことは何も言わない。けど、リナはこれで「確信した」と。「あの壺は、レゾ以外にも何かがある。万が一のためにあたしたちにあの壺を追わせて、保険をかけようとしているのよ」 。
- ……いや何つーかえーと、それって壺の前にゼロスが出てきたときから普通に大前提なんじゃあ……今更「確信」でもないような……てかこの台詞、最終話まで見てしまった今聞き直すとものっそい耳と心が痛いんですがちくしょー……(うずくまる)
- 視点変わって、神殿の中を先行するポコタとオゼル。歩きながら、オゼルは回想する。
- 何時か何処かの陽の下で、ベンチに座るレゾと草の上のオゼル。こんな平和で暇のある時期ってレゾの日々にあったのかねえ。そしてこのときのオゼルは表情がきょとんとして人形っぽくて(いや人形だから)造りたての頃っぽい。
- 「人間というのは複雑な感情をコントロールしながら自分の行動を決めているんだ」
- 「しかし、この世界にはそれとは別に善と悪の概念がある。感情に従って行動したことが善になればいいが、悪になることもある」
- スレイヤーズ本筋に関わることでは、リナの「たとえ世界が滅んだって」、そしてレゾの「ただ、世界が見てみたいだけ」等がこれに当たるかなあ、と。ある意味、どちらも感情に従った結果ですからね。それが善でも悪でもあるっていうのも、このふたつに共通することだと思う。
- でもオゼルにとっては「レゾ様の命令を聞くことが善で、それ以外は悪」ということで、分からない、と。
- 「人間も、そのように割り切れれば、少しは楽になれるのだろうな」「オゼルよ。私は時々分からなくなる。人間という存在が」
- 分からなさが重なって首をかしげるオゼル。本気で造りたてっぽいなあってか、そんな子にこんだけややこしい話しちゃ駄目ですよレゾさーん。てか、こうやって誰かにじっくり語りかけるレゾってのが今まで想像しなかったんでこっちが軽く混乱した。
必要なことと舌先三寸嘘っぱちで人を騙くらかす以外にはあんまり喋らない、インフォームド・コンセントという言葉が辞書にないひとだとばかり。 - 「わたくしも人間について考えてみます。そのことで少しでもレゾ様のお役に立てるのでしたら。近づけるのでしたら」「ありがとう、オゼル」。
- 考えることはオゼルの中に仕事として残ってたんですかねえ。だからずっと色々考えてた、と。そして今になって自分の「感情」を思い壺に手を添えるオゼル……というところでアイキャッチ。
- ここは無音。8話や10話ですら音が消されなかったのに、ここに来て。まあ確かにEVO-Rにとっては8話や10話で焦点を当てたキャラよりも、オゼルのこの迷いの方が本筋だからなのかもしれない。それでもあの時も無音であって欲しかった…… あの2回、特に8話は特別、いや、格別の回だったと思う、今になっても。
この回はポコタの回なんだけれども、それよりもっとオゼルの回なんだなあという印象を強く残して、後半へ。
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