忍者ブログ
更新履歴、雑記、お知らせ、メールフォームお返事等を集約。雑記は折り返し以降シリーズ全般のネタバレ満載となっております。ご注意ください。
[147]  [146]  [145]  [144]  [143]  [142]  [141]  [140]  [139]  [138]  [137
2024/11/23 (Sat)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009/09/05 (Sat)
 1日からの4日間、本館テキスト部屋にて1周年記念品『夏秋冬春』を予告通りに更新し終えました。

 最初のひとつめを更新した後、サーチ登録しているサイトとしては一応更新登録しておくべきですよねーと
思い、某regist-search様に登録したんですが、その時から明らかにアクセス数が増えたのが分かりました。
気付いてお越しくださった皆様ありがとうございます。

 ちなみに2日目にアクセス数が増えてるのを見て、一瞬「うーん逃げよーかなー」と思いました。ええ7割8分
くらい本気で(笑)だって一夜明けるごとにどんどん毛色が変わっていくのは決定事項だったんで、見に来られ
た方に引かれそうだなあと。でも言い出したことはやらねば、ということで全4話予定通り公開と相成りました。

 とにもかくにも、書きたかったネタが無事書き上がったことで自分は満足しました(笑)突発の一人四季祭りに
お付き合いくださいました皆様ありがとうございましたm( _  _ )m

 『夏秋冬春』と書いて<カシュウトウシュン>と読む、でも気分的には<シュミテンコモリ>と読むのが正しい
気がする今回のもの。はい、本気で色々と走りました。いつもより強めに走りました(笑)ということで、ここから
下はその趣味ですとか書いてた前中後に思ったことなど色々諸々のお喋り、こぼれ話です。

 4つ分なのでとても長いです。

 えっとまず、これだけは一応言っておかねば。

 ここで(ていうかテキスト部屋内)で言及されている「夏・秋・冬・春」だの「一年」だのは、私が適当に計算して
割り出して書いてるものなので信じちゃ駄目です(きっぱり)。何しろ、原作の記述&思い込み&都合(おい)を
存分にミックスした結果なんで、深く考えたら負けです。
 だって、スレイヤーズ第1部の時間の経過って、ものすごく大雑把に言って2説あるんですよ。①第1部終了
時点で3巻のサイラーグ崩壊から約一年、②左に同じで、サイラーグ崩壊から約半年。
で、私が採用してるの
の方です。本当はの方が他の記述とのズレが少ないんですが、NEXTと違って写本探しであちこちウロ
ウロせず、路銀稼ぎも盗賊いじめでまかなって基本的に最短ルートでディルス王国を目指したらしい様子から
そんなに時間が経つかなあ、と。あと、1部のエピソードは4巻以降一続きで、短い間にぐわっと駆け抜けていっ
たイメージがどうにも強くて、その意味でも私の場合の方がしっくり来るんです。だからこっち。
 という感じなので信じちゃ駄目です(2度目)。まあ、こんな見方もあるんだということでひとつ宜しくお願いしま
す。あと「りーでぃんぐ」の年表は全く参考にしてません。てかあれは信じられません……ざっと見ただけで誤
記述&誤植が見つかる年表って一体 orz

 さて、念を押し終わったところで、それぞれにてんこ盛った趣味の話を。

<共涼夏>
 実はずっと書きたかったネタ、オレンジを凍らせる話。元々スレイヤーズが好きな理由に、魔法が一般RPG
的な攻撃・回復・防御の用途に限定されてるんじゃなくて、「こういう現象が起こせる、それをどう使うか」という
書き方をされてることが挙げられるんです。てか、それが物凄く強い。でもってそれが生活の知恵に普通に使
われてる所がもう堪らない(笑)2巻でライティングの魔法が街灯に使われてるシーンだとか大好きです。
 で、今回のネタになったSP1巻に出てきた「夏はマントの中で弱冷気」「オレンジを凍らせて売る」なども勿論
大好物。いつかこの2つ組み合わせて何か書けないかなあと思ってたので、今回やりました。やー、ようやっと
書けてめちゃくちゃすっきりしました(笑)そして私は今も弱冷気呪文は砕氷塵だと信じている。信じたい(笑)
 ところでこの中に出したのがウィアードオレンジ。最初は普通にオレンジって書こうとして、でもオレンジって何
処に生えるんだとか、夏に収穫で良かったっけとか無駄に細かく迷ったんで、「確かどっかにファンタジーなオ
レンジが出てた筈だ-!」って言ってSPめくりました。で、ありました良かった早速使いました(笑)ちなみに最
初に浮かんだバールオレンジはウランバールが何処にあるんだか分からないので使えませんでした(笑)
 ウィアードオレンジは何故か日向夏やはっさく系をイメージしてます。あ、あと私SPに出たパノンはマンゴーで
ラテル芋はインカの目覚めっぽいなあと思ってます(イメージ的に)。こういうのを無駄に色々考えるのが非常
に楽しかった一品でした(笑)
 4つの内、これだけが登場人物2人でリナとガウリイ。私この2人はどうしてもセットで考えてしまうんで、問答
無用で一緒の登場でした。そして日常を書くのがどれだけ難しいか思い知る。書ける人はすごい。本当に。


<誓月秋>
 書き上がったのが一番遅かったのがこれ、ってか本気でギリギリでした……秋は飛ばそうかと半ば本気で考
えたという(おい)。そして下手すりゃ今回のにはゼルガディスが登場しない所でした。何しろ、4月に今回の元
になった妄想してた時、秋パートの担当は何とランツだったという(更におい)。でも流石にネタが全く展開しな
かったのと、他のメインキャラに並んでいきなりランツってのはバランス悪いなあと、このサイト的に1周年記念
にゼルガディスが居ないのも流石にいかんだろうと思って、急遽こちらのネタが昇格しました。色々と危なかっ
たもんです、本当に。ちなみに没になったネタの方のタイトルは<貨月秋>。どんなネタかお察しください(笑)
 こちらの趣味は水にも通せるライティング、あと、アクアクリエイトの水はきっと不味いに違いないという主張と
クールハーブ。本当はラマン草を出したかったんですが流石に入らなかったのでせめてクールハーブ、ろいや
るへのリスペストです(笑)あと、RPGに出てくる薬草なんかのアイテムに愛があるのでつい(笑)
 テキスト部屋の話は実は全部繋がってるんですが、それをモロに出してしまったのがこれですね-。実質、
お題の1番目の話ゼルガディス視点みたいなもんです。多分、あの魔王戦の夜はゼルガディス的に色々思う
所があって複雑だっただろうなあと。で、共鳴における岩は一連のレゾの出来事を終えてから結構腹を括って
る所があるらしいというか開き直ってしまったというか。他サイト様の岩より戦闘力が低めに見なされてる分、メ
ンタル面で若干の補正が入れられてます。そんな話。

<祈年冬>
 冒頭の献立を無駄に真剣に考えてたのがいい思い出です(おい)。ここ暫く洋食作ってないのと、スレ世界で
作れるのかどうかが分からなくて結果的に割と普通のものばかりになってしまいました。あと、メインに南瓜が
来てるあたり、微妙に冬至が混じってますねえ今思うと(苦笑)
 シルフィールは巫女なのか神官なのか、でもって「神官の資格」って何だ-!?という疑問を整理したような
話。こっちの世界で、簡単に言って聖職者になるにはちゃんと指定の大学に行かないといけないし、何か特別
なことをするには認められた人じゃないとできません。なので、それと同じようなものかなあと。「神官になる資
格」じゃなくて、「神官として何かする資格」。形式に則った祈りを行う等ではないかと(無理矢理ですが)。
 私はミッションスクール出身かつ八百万の神様には無条件で敬意を払うっていう典型的なタイプなんですが
学校で教えてもらったことは色々あって、キリスト教の習慣がいくつか今でも残ってます。クリスマスには商戦
を全力で享受しつつ(笑)家ではこの日ばかりは聖書と賛美歌を読み返す。そしてその日の後、またひとつ賛
美歌を思い出します。「古いものはみな」で始まり、「めぐみあふれよ、新しい年」で終わる歌。最後の祈りはこ
こから取らせていただきました。
 一年の終わりと始まりは家で過ごすものですが、それが変わってしまうと色々と思う所があるんじゃないかと、
そういう話でした。

<訪始春>
 巫女姫の 袖にまがへる白木蓮 読(み)る人からや 白もまさらむ。
 これが言いたかっただけです(どきっぱり)。はい、これがダントツで趣味に走りましたー(笑)春の花っていえ
ば筆頭に来るのは勿論桜なんですが、私はその次に白木蓮を挙げたい、いや、挙げる(笑)という訳で白木蓮
愛が無駄に溢れてます。自分でも引いた(笑)そしてセイルーン王宮が何か植物園のようになってますが、えっ
と見逃してくださいすいません。でもきっと色々植えてると思います(笑)
 木蓮の花は必ず北を向くことから「コンパスフラワー」と贈り名されてるんですが、1巻でまさにコンパスらしき
ものが出てることから、それを入れました。でもいきなりこの世界で「コンパス」っていう語は使えないし、「方位
磁針」も「羅針盤」もおかしいし、ってことで適当な当て字をしています。クールハーブもですが、分かりやすく
語呂よく見目よく、っていう当て字が見つからなかったのが痛恨の極みです。何か良い字を下さい(こら)
 そして何故か書いてる内に『残念特盛り』『世界をがっかりさせるもの』等々の二つ名で親しまれる姉君が出て
きたのにびっくりした……せっかくなので削りませんでしたが本気でびっくりした……そして思い出話が最初は
姉君との一時に始まり、何故か最後はデーモンしばき倒しに行くことを考えてる辺りがとても共鳴クオリティ。
 アメリア主体の話を出したのはふたつ目なんですが、何故かどちらの時もどんどんアメリアが喋り出すので
不思議な感じでした。元々アメリアってどう書くのか分からない筈なんですが、なんでだ……摩訶不思議。
 ところで二次創作を読んでると、キャラを動物や花に例えるっていうのを時々お見かけして、アメリアの場合
「ひまわり」と「薔薇」を拝見した覚えがあります。でも白木蓮も推奨したい。だって木蓮の花って、天を目指して
ぐいぐい伸びて、で、風が吹いたら一気に剥がれてどべしべちっ!っていうミもフタもない音と共に地面に叩き
つけられるそうなんですよ。実にアメリアっぽくないですか?(笑)
 あと、着ている服がドレスじゃなくて巫女服なのは原作準拠3割、残り7割が趣味です(きっぱり)。本当に最後
までひたすら趣味に走りました。楽しかった(笑)



 書きながら、私はやっぱり書く人じゃなくて読む人なんだなあと思ってました。色々読みながら、時間を割り出
したり、この魔法やこのアイテム繋げられないかなあとか、そういうのを考えるのが楽しくって仕方なくて、そう
いうものを実現したものが凄く読みたかった。そして打ちながら、エンタテイメント性とか表現力とか情緒だとか
が欠けてる(自覚はある。物凄く)本人が書くより、むしろ誰か書いてください、そして読みたいと思ってました。
けどそんなことばっかり言ってるわけにもいかないので自己補給です。そしてこれからもこんな感じで行こうと
思います(笑)

 ということで、以上4品を寄せ集めてひとつの『夏秋冬春』。サイト1周年を記念して、そして、この一年でスレ
イヤーズの長編やSP&すまっしゅ。や、アニメやろいやるや、そしてファン活動諸々を見聞きして得たものを、
全て盛り込んでしまえというのがコンセプトでした。この一年は本当に濃い時間でした……その間に得られたも
の、見ることができたもの全てに深い感謝と敬意を。こんな所からですが贈らせて下さい。そして、お越しの皆
様、ここまでお付き合いくださいました皆様へ、重ねての感謝を申し上げます。

 ありがとうございました!

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
忍者ブログ [PR]