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2024/11/23 (Sat)
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2009/06/17 (Wed)
 よし、ギリギリながら今週中に書きあがった!(笑)ということで上げましょう。

 万歳と喝采の中に、嘆息と物足りなさが同居する。そんな感じの後半戦。

  • アイキャッチのオゼルが美麗!お人形さんみたい!と思ったらお人形でしたそうでした(笑)けどオゼル、登場するたびに物凄い力入って描かれてるなあ本当に。静止したら睫毛まですごく細かい。
  • 場所は変わって町中の宿、ゼルと合流して晩御飯……って、ああっ、ちゃんと全員同じテーブルについてるちゃんと会話しながらごはん食べてるようやくまともに来たー!ようやく分かってくれましたか…!(感涙)
  • アベルの態度にむかっ腹のポコタに思い出してうきー!と頭抱えて絶叫リナ。うーん、こういうとこが今回やけに違和感があってどうしようもなくて。まあ、取りえずたらふくごはんを食べるといいさ、と思ったら……!
  • 「腹が立ったらおかわりだ」
      「おかわりー!」
      「俺もー!」
      「あたしもー!」
  • 何だこの3連発ー!(爆笑)ポコタを間に挟んだことですっごいリズム良いんですがこれ!何というナイスポコタ何というナイス息の合わせ方!そしておかわりの皿を征服してくポコタの耳手、戦闘時のごとく握り拳になってる点にGJを贈る。ええ贈る!(ばしばし)うわああこのフレーズ滅茶苦茶気に入った…!
  • そして今回のごはん、ちゃんと食べ物らしく描かれててちょっと瞳が潤みがちになる私。だって、お芋の芽の窪みだの最後のお肉に合わせて付け合せにちゃんとクレソンまで添えてあるって何という…!(潤)
  • しかしこのクレソンを見た瞬間心底訳の分からん憤りが。クレソンを一目でクレソンと分かる程らしく描けるなら…こんなにまともにごはんが描けるのなら、何でREVOではあんな適当さで終わらされてたんだろうかとか、きっとここまで手を回す余裕が本当に全く無かったんだろうなあとか、そんな余裕の無さの中で作られてたであろうREVOが不憫すぎるとか…!えーと、なんで私…付け合せ野菜見て憤ってるんだ……いかん本当に訳が分からない orz
  • 「ほんとに悪い奴ほど外面はいいものよ。誰かに狙われるようなことしなきゃ、(かぷ)あんな豪邸住める訳ないじゃん」とばっさり斬るリナ。ある意味、このばっさりの台詞、物凄い極論なんですが、けどあの豪邸と薔薇園を見たら否定はできん…どんだけ維持費かかることか、あの土地家屋薔薇(苦笑)
  • この様子を窓からこっそり見守るアベル。いや、うん、原作6巻読んでから見てると、アベルは物凄い不憫な子にしか見えなくて何もしてても泣けてくるの……だからせめて不審者として通報されないことを祈ってみた。
  • 「こんなとこ襲われでもしたら、世話ないな」「そういうのを愚の骨頂と言うんだ」「いや、まったくだ」。いや、何でこんなにビシバシと襲撃フラグを立てるんだこの空気の読めない男どもは(笑)
  • 勿論襲撃。
  • 紫に染まる空間。うおお来た、ネタバレが目に入って以来これを待ってた……!
  • 原作そのままににぃ、と笑うグドゥザ。そして―― 「以後、お見知り置きを」こうした台詞回しは――
  • たまご!ピータン!黒たまご!
  • 映像で見られる日が来るとは思って無かったよお待ちしてましたー!(笑)イラストとは違って体まで黒ですか!うおお何だか更にシックな感じになって……!って、魔族を形容するのにフランス語使ったのなんか初めてだ(笑)しかしヴィジュアルで魅せる魔族なんてこの黒たまごのひと位だと思うよ本当に!(笑)
  • けど体は白のほうが、よりあの黒たまご部分が目立って良いと思う。そして赤い蝶ネクタイのお洒落は欠かしちゃいけなかったと思う(笑)
  • デュグルドは気を抜くとうっかり黒たまごのひとと呼んでしまうのが困り所です。はいここまでうっかりしてました!(笑)
  • そんなこちらをほっといて(当然だ)身構えるリナ達。「リナを狙ってるのはズーマじゃなかったのか」と言うガウリイに魔族になんて用は無いわと言うものの、「だがあいにく」「俺達には、お前さんらに大事な用があるんでねぇ」うおお、デュグルドのこの語尾が滲む口調再現のお見事さ……!本当、前評判通り何というハマリ役。グドゥザも艶がある声……!スレは本当に声に違和感を感じたことが無い。
  • そして階段から飛び降りるデュグルドと闇のつぶて――って、挑発を!以後えんえんと続くゼルとの応酬を!それがあなたの魅力なのに!(笑)
  • 一方まっすぐアメリアを捕らえるグドゥザの影……おお、アメリアの台詞がグドゥザに移り変わってる。これは上手い。グドゥザの口調でも台詞が合うし、映像ならこっちの流れの方がスピード感あって良い。
  • てか、ここでアメリアとリナ、目を瞑って耐える体勢じゃなくて何で回避に移らなかったかなあと。ここで一瞬飛び退いてから、アメリアだけがぐいっと絡め取られる方が迫力あったのになあと。折角スピード感増してたのに、それが無くなって勿体ない。
  • そのアメリアの前に出て「ポコタ!」「ほい来た!」と光の剣レプリカの受け渡しコンビ。うんうん、もうすっかり息ぴったりだねえ……けど取り合えず言う。ガウリイは、そういう時はもう何より先にポコタからしゅっと受け取って、それで剣を持った上で相手に認識されないうちに突進かけたほうが良いと思うの。受け渡しアクションはもうお約束だから入るんだとは思うけど、無駄な動きして相手に身構えさせる隙作ってどうするんだと。先手必勝。これ基本中の基本だと思うんだ……
  • しかもあっさり食らうし。座り込むし。おまけにこの時、剣の刃消えてるってことは心まで萎えてるってことですかおい…… orz
  • えーと。アレですね。ガウリイはきっと、スタッフの方々が「これ……神格化しすぎじゃね?」と悩みを抱きつつ能力過剰気味に描く位で多分きっと丁度良くなったんじゃないかしらと(ずずっ)←茶
  • この隙にアメリア、烈閃槍(エルメキア・ランス)の発動……そして座り込むガウリイの側を駆け抜けたこれをブレイク! 嗚呼っ、やっぱり来たネタバレで「ブレイク」って文字が見えたから絶対これだと思ってた…!外れてたら多分 orz やってたと思うずっとこれが見たかったー!(大喜び) 初めてこの箇所読んだ時からいつかは映像で見たいと思ってたアレンジなんですよこれ……!見たいものが見られた喜びにちょっと涙ぐみそう。けど、R-EVO-Rの烈閃槍はイメージどおりの青白い光の槍じゃなかったのが惜しすぎる。あと…一歩だったのに。あと一歩で私の思い描いた光景がー!(私情はいいから)
  • 影が解け、咳き込みながらしゃがみこむアメリアに駆け寄るガウリイ「大丈夫か!」いやあんたがな。
  • 「よーし、それならあたしは」と向き直るリナの先で展開される二人の世界……って、坊や!初坊や!しかも「ひゅぅ」って!(笑)確か原文でこれも言ってた筈だと思ってめくったらやっぱり言ってた(笑)てか、デュグルドとグドゥザの台詞その他の再現率が半端ない。マントすぅいっ、と復元とか。なので、ひょっとして本気で全部まんま再現されてるんじゃないかと思ってめくりなおしてみたら、そうじゃあ無かった。初見で何か違和感あったなーと思った最初の会釈、「お見知り置きを」はやっぱり無かったし、帽子のつばを上げるんじゃなくて下げてた、しかも左手じゃなく右手でやってた(笑)良かった、デュグルドに関しては原文に拘らずにすっごいらしいアレンジが加わってるー!(笑)
  • しかしここでのリナがいただけない。「ここでもあたしは蚊帳の外!?」って、戦闘中にそれは物凄いラッキーなことなんだから、即座に策を練るのがリナだと思うのに……ゼルと黒たまごのひとの一騎打ちっていう再現のためには、そりゃあここでリナをフォローに入れられないのは分かるけど、こんな風にする必要はないと思ってならなくて。心の声で、呪文の選択とか、今は手を出せないという判断とか、そういうものを入れてくれたら自然なのに。
  • ついでにこの間、ポコタも同じく終始完全フリーなのに、完全に出番無くなってますね。アメリアの側にいるんだから、回復呪文かけたりしてたら納得行くのに、待機してるだけなのがどうにも気になって。
  • でもって続行ゼルVSデュグルド。ここだけは、完全に原文と逆転してるシーン。壁に追い詰められてるのはデュグルドだったのがゼルへ、そして、冥壊屍(ゴズ・ヴ・ロー)が何故か青魔裂弾波(ブラム・ブレイザー)に変更だったのに首を捻る。純魔族にはそんなに強烈な効果が呪文の筈なのになんでわざわざ変えたんだろうかと。エフェクトは何か異様に大きかったけどさ……まあ、威力順いちいち覚えてるのが悪…くない悪くない。EVO-Rはマニア向けじゃないとかもう言わせん(笑)ということで、どうせ変更するなら青魔裂弾波(ブラム・ブレイザー)じゃなくて列閃砲(エルメキア・フレイム)の方が良かったと思うのです。原作だとゼルVSデュグルドで初お目見えだった魔法ですし、丁度良かったと思うのです、うん。 今ひとつ使用頻度の低いこの呪文に愛の手を。
  • それにしても壁からぬぅり、と現れる黒たまごは恐ろしくイメージ通りだった(笑)
  • でもって絞め技で苦しむと魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)の光が散るのは、あれは魔力供給型じゃなくてあくまで一定量チャージ型呪文のイメージなので、本来消えないとは思うんですが、これは光が散る様子が映像的にとても良かったからもう良し(笑)
  • そしてグドゥザの影は再びアメリアへ。ガウリイの剣はあっさり避けて。いや、だからガウリイは基本、回避率と機動力が半端ないユニットの筈だと思うんだ……orz
  • ここで回避とか機動とか書いてるうちに、どうにも今回の戦闘の違和感に気付いた。みんな止まってるんだ……スレイヤーズの戦闘って、基本的に何かしら「止まらない」んですよ。走っているか、詠唱しているか、回復してるか策を練ってるか。体か思考が何かしら動いてるはずなのに、今回みんな待ち受け状態が多すぎる。特にアメリア、最初に絞められてからしゃがみ込んでまた捕まって、一歩も動いてない。リナもポコタもあんまり変わらない。完全フリーなのに、積極的に動いてもいなければ、動くための算段もしていない。ガウリイはもう目を逸らすとして。せめて、何か仕掛けようとして、でも巻き込む危険があるからキャンセルするとか、こいつらはどこから来た?結界は破れないか?とか、そういう思考をしていれば、体が動いていなくても不自然さは無かったと思うのに。ヴェゼンディ編の元となった6巻って、ただでさえ運動量の多い戦闘シーンが多いから余計に違和感があるのかなあとも思うけど、それでもどうにも止まりすぎの気がしてならなくて。
  • その証拠に、今回ガチバトル状態のゼルと、語り続け仕掛け続けて澱みなく動いてるデュグルドについては私、何の文句も言ってない(笑)
  • この様子を見続けたリナが、ここで切れた。うん……キレた。そしてここから一連の台詞と覇王雷撃陣(ダイナスト・ブラス)ぶっ放しの様子は、これは私的に完全パス。
  • ぶっちゃけ第3巻見通した直後、釈然としなかったこといくつかの筆頭がこれ。ぶっちぎり。
  • そんなこんなでデュグルドとグドゥザは退場、結界も破れて通常空間へ帰還。
  • 未だ真っ直ぐ立てないらしいアメリアとそれを支えるガウリイ。それにしても、今回のアメリアはやけに消耗が激しい感じがしますが、まあ考えたら瘴気ふんだんの魔族に全身絞められたら体力は奪われていきそうだ。けど、何だか今回のアメリアは全体的に何となく、なよっとして物足りない感じがして。うーん……足りないのは何だろう……気合とか闘争心?
  • そういえば今回ガウリイ少しとは言え流血した。流血させる、させないの基準が良く分からないけど、このくらいならAT-XではOKということで?別にどばーという流血が見たい訳ではないけれども、攻撃が当たっても何の怪我もなく、でも戦闘不能になるってのはどう見ても不自然すぎるので、自然な流血は歓迎……って書いてて何だが自然な流血ってフレーズ自体が何だそれ。そういや、ガウリイのこの流血が服に染み込んでちょっと茶色くなってる辺りは実に自然だ(笑)
  • 明らかにアメリアとゼルだけ狙ってたよな、ってことで一応ゼルに心当たりはないか聞いてみるリナ……に素で切れ気味のゼル(笑)そういや今回一応一番頑張って動き回ってたのに一人だけ心当たり聞かれたら、うん、切れる。それがゼル(笑)といっても今回のヒーローは黒たまごのひとだそれだけは確定だ!(笑)
  • となると、魔族絡みで考えられるのはただひとつ。と言った途端に登場のただひとつ。迎える一行で、ガウリイが未だにアメリアの肩に手を置いてて、かつアメリアが置かせたままきょとんとしてるのが可愛かった。今回ガウリイ、どんだけアメリア気にかけてるんだっていうか、何か叔父さんと姪っ子みたいだと思った(笑)時々ガウリイとアメリアの組み合わせって兄妹っぽく見えて良し!て話を見るけれど、兄妹って実際はかなりドライな関係になるからなー(笑)だからこういうの見ると、ガウリイがお兄さん通り越して叔父さんまで行って見える(笑)
  • にしてもこんなにデカい声で魔族って言って大丈夫かと。周りのお客さんものっそい見てるんですけど(笑)
  • 「グドゥザさんとデュグルドさんお二方の名前は存じ上げません」……リナがあっさりって言うか、いつになく素直にこれを聞き入れ、とりあえずデュグルドとグドゥザはゼロス絡みではない模様……ってか、本当に、今回はどういう理由付けで出てくるんだろう、この二体。何となく、もうズーマは何かリナ達と過去に因縁のある魔族と契約したんじゃなくて、普通に何らかの新しい魔族と契約結ぶか何かして腕を得ている感じがしてきてるので、もしかしたらこの二体が契約の相手とか?
  • まあまあ、そんな難しいことは後にしてまずはお茶でも楽しみましょう――て 、それ絶対あんたの一部ー!(爆笑)この瞬間確信した、REVOのポップコーンも絶対自分の一部だったなあれ!(笑)てか、このティーカップの模様が最初に見たとき虫に見えたってかまさかとは思うが…… いや違う、きっと違う、絶対違う。そんなもんがティーカップに描かれててたまるか私は認めん流石に書かん(笑)必死で見ようと思えばお花の蕾と広がったウテナの部分に見えないこともないよ、うん(笑)
  • 再びの雨の中のランザード邸、そしてこちらもお茶のカップを片付けるオゼル。これ見てとても納得、オゼルのデザインがメイドさんなのは、こうやってランザード邸に入ることが決まってたからだったんですねー。他の衣装だと、お家の中で過ごしてたら浮きまくるもんなあ。レゾの趣味じゃなくてちゃんとお話の進行を考えたデザインだったんですねえ、オゼル。
  • 雨に打たれて駆け戻ってきたらしいアベル…って、そういや結界の中に取り込まれたってことはないので、別に魔族二体を見た訳じゃあないけど、最初の襲撃でこれはやばいと思って駆け戻って来たってことでOK?
  • そして、何処で何をしていた?父さんには関係ない!……おかしい、登場人物中一番歪んだ親子関係のはずなのに、物凄い真っ当な親子の会話だ(笑)そこへタオルをもって駆けて寄り仲裁に入るオゼル。持ち主には本当に誠心誠意仕えるように作られてるのか、それとも普通にオゼルの判断なのかよく分からない……ってか、そもそも「人形」というのが未だにどうにも分からない。スレの世界だから、ロボット人格プログラムが入ってるっていうよりは、魔道的な模造の魂が入ってるのだと思うけれど、そのふたつがどう違うのかって言われるとある意味どちらも違わない気がするしうーん(悩)
  • 壷を見つめるラドックと、それをまた見つめるアベルの姿……そして、夜は更ける。
     
 このBパートの印象、一言で言えば「釈然としない」。うん、おかわり3連発に、REVOに比べれば改善された気のする戦闘シーン、それに何より黒たまごのひとの絶品登場っていう万歳も喝采もできる要素があるんですけれども、ガウリイの弱さとポコタ・アメリアの待受状態が目立ってしまう戦闘のテンポがどうにも目について。そして何よりリナに違和感がありすぎたのは、本当にいただけなかった。この違和感が頭の中に物凄く残ってしまって、それだけでこの回全体の印象にモヤが漂ってしまう感じがする……。でもって何だか今回のリナ、REVO魔の4話の時に似てる気がするんだがなーと思って調べてみたら、同じ脚本の方だった……この上なく納得してしまった orz
 ということで、素直に満足とはとても言えないのだけれども、もう今回は本当に黒たまごのひととブレイクと、いつになくまともにガチバトルの時間を貰ってたゼルに拍手を送っておこうと。というか、今回を見て、ゼルとデュグルドのラストバトルが異様に楽しみになってしまった私がいる(笑)おかしい、何だあの黒たまごの破壊力……!(笑)

 そうこうしてるうちに、もうりーでぃんぐが、もう第4巻が(汗)ということで7話はひとつスパートかけましょう。

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