更新履歴、雑記、お知らせ、メールフォームお返事等を集約。雑記は折り返し以降シリーズ全般のネタバレ満載となっております。ご注意ください。
春にEVOLUTION-Rを手にしてから瞬く間に日は過ぎて、気付けば冬に入ろうかという季節となりました。
最終巻が届くのは夏。その印象が薄れない内に、遅くとも秋には感想を書ききりたいという気持ちもあったん
ですが、気付けばどんどん日付は進んでしまいました。忙しいとか、どう書いて良いか分からないというのが一
番ではありましたが、書き終えてしまうのが惜しい・寂しいという部分も間違いなく有ったと思います。終わりと
宣言しない限り、いつまでもお祭りを続けられますので。
けど、そろそろ行きましょう。いつまでも留めておけないものは思い切って流しきって、一所に纏めてしまえば
いい。砂時計のごとく。それを引っ繰り返すか返さないか、それは後から考えればいい。
存分に惜しみながらも始めます。EVOLUTION-R13話にして、R-EVOLUTION-Rの最終話。
最終巻が届くのは夏。その印象が薄れない内に、遅くとも秋には感想を書ききりたいという気持ちもあったん
ですが、気付けばどんどん日付は進んでしまいました。忙しいとか、どう書いて良いか分からないというのが一
番ではありましたが、書き終えてしまうのが惜しい・寂しいという部分も間違いなく有ったと思います。終わりと
宣言しない限り、いつまでもお祭りを続けられますので。
けど、そろそろ行きましょう。いつまでも留めておけないものは思い切って流しきって、一所に纏めてしまえば
いい。砂時計のごとく。それを引っ繰り返すか返さないか、それは後から考えればいい。
存分に惜しみながらも始めます。EVOLUTION-R13話にして、R-EVOLUTION-Rの最終話。
- OPはなく、いきなり本編へ。この始まりはシリーズ初ですね。やっぱり最終回は特別扱いで来たなあという思いと同時に、合理的でもあるよなあと。8話の初見時、あまりにも体感時間が短かったことに愕然として、実際の所要時間はいくらだー!?と慌ててチェックしたんですが、その時の時間がOP・ED・次回予告なんかを含めて1話:23分30秒。30分アニメといえどもCMとかが無ければこの短さなんですよね、あの時初めて正確な時間を知った。そんな中、OPとEDの時間は合わせて2~3分な訳で、何気に全体の1割程度。この時間を本編に回せるならば、その分描きこめる量が増える。最終話は、正に本編に全てを込めて来たんだなあと。
- その本編は、12話の「私を滅ぼしなさい」という言葉を受けて始まる。だからやはり、最後まで「レゾ」が立ち塞がるのかと思ったけれど、その予想は外れていく。
- レゾは語る。「いずれはこうなる運命だった」と。ゼルが思ったように自分の目を開かせるために魔王の復活を利用したのではなく、リナが思っていたように復讐のためでもなく、魔王を封じるためにここまで来たのだと。EVO-Rはずっと「レゾ」という個人に焦点が当てられてきて、かつ「人のふたつの心」がテーマでもあったと思うので、最後は「人」であるレゾが相手なのだろうと思ってたけど、ここで敵は完全に「魔王」に切り替わる。レゾ自身も「私を滅ぼしなさい」から「魔王を今一度滅ぼしなさい!」と言葉を変えた。その急激な変化に戸惑いつつも、画面に食いついていく。
- 「た、のみました、よ」という言葉を残して浮かび上がっていくレゾから赤い光が溢れ、全体を覆い尽くしていく。この赤さ。この回、この「赤」が全体を覆っている様が堪らなかった。まさに「赤眼の魔王」の出現。破壊の様よりも、この赤さが全体を覆う様の方が、魔王の強大さを印象付けていたような気がする。そして勿論、破壊の様も半端無い。少し前に確認することがあってTRYを見返したけど、同じような破壊であっても格段に細かく、滑らかになっているのが分かった。この赤さ、この流れ、EVO-Rまで来たからこそ見ることができた……!
- その赤の中心に向かってポコタは「レゾ!」と呼ぶけれど、リナは「あれは、もう」と首を横に振る。そうして、「レゾ」から「シャブラニグドゥ」へと完全に切り替わり、ここからが本番だと印象付けるかのように現れるタイトルコール。
- そして姿を現す赤眼の魔王シャブラニグドゥの強大な姿。……おののく所の筈なんだが、見た瞬間の第一声が「あ、噂のカニ」だったのが多少申し訳ない。成程なー……こうして改めてマジマジ見ると、確かにこのフォルムはカニ以外の何者にも見えん……これ言い始めた人は素晴らしいと思った。言い得て妙すぎる(笑)
- リナ達はこの姿を見て動けない。アメリア、そしてポコタはシャブラニグドゥを見るのは初めてだし、リナ・ガウリイ・ゼルの3人は二度目といえども、動けないことに変わりはない。その中を、いきなりゼロスが本性も露わに特攻。「滅びなさい、魔王の亡霊よ!」という声と共に。亡霊?と見ながらちょっと首を傾げる。亡霊と言うにははっきりと蘇ってないか?と更に首をひねった時、それを肯定するかのように語り始めるシャブラニグドゥ。 無印は見直せないけど、確かこの声は無印の時と同じ?もし合ってたとしたら、ここまで合わせてきたか……!
- 「長き夢を見ていた。虚ろの夢、滅びの夢を。混沌の闇の底で、永久の夢を」と語るシャブラニグドゥ。えーと、初見の時、魔王にとっちゃ3年間(推定)くらいあっという間ではないんかいとか、何よりアンタが寝てたのは混沌の底なんかじゃなく壺の中だとか突っ込みたくて仕方なかったから遠慮無く突っ込みましたが(おい)部下S自身は自分の境遇をそう認識してたらしい。そーかー何のかんの言っても混沌(L様)が恋しいんだろうな部下S……寝かしつけてたのはL様じゃなくてレゾなんだがなー(笑)ま、夢を見させてあげましょうともその位(笑)
- 散華したかと思われたゼロス、案外平気で戻ってきました。曰く「レゾさんの魂を喰らい、魔王として目覚めるその瞬間ならばと思ったんですが…」と。一応タイミングを狙っての特攻だったらしい。そして失敗したと。
- 「我もまたお前との再会を夢見ていた」「こっちはそんなのこれっぽっちも望んじゃ居なかったんだけどね!」と間髪入れずに返すリナ。そのリナに、魔王は続ける「その目の輝き。絶望を知らぬその輝き。その光こそ、我に悪夢を見せたもの」と。確かに、シャブラニグドゥの知るリナはそう見えるだろうなあ。無印で相対した時は、リナはまだまだ怖いもの知らずで勢い任せで魔王を倒しちゃった所があるから。実際は、その後のNEXTでありTRYであり、成長して変化してきてるけど、無印から今までを知らない魔王はそんなこと知らないので。だからこの言葉が出る。
- ところで聞いててしょっちゅう「夢」とか「夢見ていた」とか出てくるんですよねー今回の魔王。それだけ抜き出すと、何か妙に言葉遣いがメルヘンに思えてくるこの不思議(思わんでいい思わんで)
- 襲い来る力に「逃げて!」と迷わず退避を選択するも、間に合わん!と思った瞬間ゼロスがリナ達の前に出てそれを庇う。容赦なく破壊されていくタフォーラシア。 リナ達は無事だろう……と思ったらゼロスがえらいことに。うわあ……これNEXTでガーヴにやられた傷(?)よりワンランク上じゃないか流石に腐っても魔王は魔王……!てかこれ、無印よりパワーアップしてないか魔王……?と思ったら、ゼロスが語りだす。「今、リナさん達を失うわけにはいきませんからね」「魔王の亡霊を討つために」。
- 「あれはかってリナさん達と戦った魔王そのものではありません」「魔王ガーヴを憶えてらっしゃるでしょう」
- 魔竜王です魔竜王。あと、かっての魔王を指すならそこだけは魔王様、と呼ぶべきじゃないだろうか。このへん脚本行き届いてないあーもー引っかかるー!(地団駄)
- OPのガーヴの姿。もしや、フィブリゾもヴァルガーヴもこんな形で本編に映る?と思ったら流石にそれはなくて、語られるのはガーヴのみ。
- 「ガーヴは普通とは違う形で復活したため、僕たち魔族に弓を引く存在になってしまいました」
- 「同じように、本来なら有り得ない形で復活を遂げたあの魔王がどうなるか……想像もつきませんね」
- 「なら、僕たち魔族としても、そんなもの放置しておくのは本意ではありませんから」
- 思わず全文引用。これがゼロス、ってか魔族側の見方で、魔王の亡霊を処分するのがゼロスの今回の使命だった、と。……この台詞のゼロスの背中、何かめちゃくちゃ疲れてるように見えるが気のせいか……?(笑)いや、厄介ごと全部押しつけられて実はかなりストレス堪ってても不思議じゃない。何せNEXT・TRYと続き連続で全部1人でやらされてるもんなあこのパシリ魔族(笑)いかんこの13話見てからだと、これまでになくゼロスに好意的になってしまってるそんなのおかしい(笑)←ひでえ
- ただなー、普通とは違う形で復活した、って言っても。この魔王、滅ばなかった分の魂がレゾに抱えられて壺の中でしばらく寝てて、この度壺が割れてレゾを飲み込んで再登場、っていう流れということで……それは途中でしばらく寝ただけで、巡り巡って無印の段階に戻っただけなんじゃあ……?それが魔族側にとって好ましくないんなら、人間の魂喰らい尽くして魔王の欠片が復活するのって、どれも魔族には歓迎できないってことになるんでは?そんな見方されてたら、長編で必死に頑張ってた覇王は泣くぞー(笑)ま、確かにレゾしかりルークしかり、魔王として復活しても最後にはその人間の意識が働きかけて魔王を止めてしまうんだから、魔族側にとっちゃあ結局ガーヴの例と変わりないのかもしれん。
- 「亡霊とは言え魔王は魔王。なら、それを滅ぼせるのはただひとつ」 「それは重破斬(ギガ・スレイブ)か」。ゼルは本当にこういう合いの手&説明を宿命づけられてる脇役だよなあ……ってのはともかく、ここでそれを言うのは、かってその場に居たゼルであるのが自然。アメリアとポコタはそれを見ていないから。
- 重破斬のことを知ったポコタは即座に叫ぶ。「そういう呪文があるなら、なんでさっさと使わねえんだよ!」と。知らないって怖いよなあ……ポコタ、あんたはそれを一番言っちゃあいけない位置(ガウリイの頭)に居ながら言ってるんだよ……この後、画面の中にリナとポコタだけじゃなくてガウリイもしっかり入ってる絵を見て本気でうわああ……と思った。無知って怖い。マジで。
- ところでこの時のガウリイの表情はもっと真剣かつ複雑な表情でお願いしたかった。是非お願いしたかった。
- そしてホイホイ使えたとしても、ザナッファーにそんなもんは勿体ないと思うんですよ……(溜息)
- 騒ぎを聞きつけて現れたタフォーラシアの人々は、遠目に赤が見えているだろうに、せっかく復興を始めた国を見捨てられるかと避難勧告に従わない。ここでポコタの一喝「民さえいれば、国は何度だって復興できる!」におおっと思う。REVOのフィルさんの言葉がここに繋がって来た。ポコタ、吸収してたよ……それに「人の受け売りだよ」ってちゃんと言う辺りが偉いよこの子は。
- けど間近に接近したシャブラニグドゥが撒く破壊でタフォーラシアの人々は流石に逃げ出し始める……と思ったら、王だけはふらふらとこちらに歩みよってしまう。息子の体(それも本物)がそこに在っちゃあ無理もない。この王に向けてポコタが「親父!」とはっきり呼びかけて側に行ったとき、ひょっとしてポコタはここでタフォーラシア側に帰って、住民の避難に回るの?と思った瞬間、無数の蛇っぽい化け物が。
- これは蛇なのかそれとも触手なのか。どちらかというと蛇に見えるけど良く分からない。そういや、長編1巻の方で魔王が木の根を蛇に変えるシーンがあったけど、蛇って何かシャブラニグドゥと関わりがあるんでしょうかね?多分別に蛇そのものじゃなくて、うねうねとした凶暴なものが動いてる様が蛇っぽく見えてるんだろうと思うけど。今のこちらの方でも、この化け物は蛇っぽく見えるからそう呼ぶ。
- この蛇は精神世界面(アストラル・サイド)のもので、物質化はしてないっぽい。呪霊四王縛(アストラル・ブレイク)で迎撃できてるみたいだし。そして「並の呪文じゃこれで精一杯か」という呟きが、後半への布石になる。
- 魔王の赤が何もかも染めあげた所で、後半へ続く。
アイキャッチ!豪華だとは漏れ聞いてたけどこう来ましたか!最初目にしたとき目茶苦茶びっくりして、なん
で味方キャラ達の中にこっそりヌンサが混じってるんだっ!?て、こけました(笑)でも2度目によく見たら、右下
にクッピー居るから多分これは4話の彼だ……この2匹、味方の方に入れて貰えたんだ?(笑)いやでもゾルフ
とロディマスの側に魚人居ないからやっぱこれヌンサか……?分からん悩ましいサカナの見分けはつかん(笑)
アベルがここに居るとかフィリアが麗しいとか、ナーガとナーマはよく同時に登場できてるなあとか、よーく見
たらミルさんがピースサインだったとか(笑)本当に何て色々こめられた一枚なんだろう。REVOとEVOはやっ
ぱりアイキャッチ集を出すべきだと思う。是非、ちゃんと静止した絵でこれを見たい。
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