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2024/11/23 (Sat)
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2009/11/16 (Mon)
 ファルシェスが世に出て、EVO-RのED名が発表されて以来、「砂時計」と聞くとスレファンはぴくっと反応す
るようになったんじゃないかと思います。

 もちろん私もそうなのですが、しかし多分、ぴくっとする度合いがちょっと強烈だったかもしれません。
 なぜなら私この一年半ほど、ずっととある所に行きたくて堪らなかったのです。

 それは何処かといいますと、名古屋にあります砂時計ギャラリーさま。

 実に珍しい砂時計専門のギャラリー、しかも毎年11月には100~200点の砂時計を集めた『砂時計展』が
開催されるという、砂時計が好きな人には実に堪らない場所。そうでなくとも、聞いただけで「おおっ珍しい!」と
思われるであろう場所であります。

 もともと私、何故か砂時計そのものが好きなんですね。砂が落ちる姿をぼけーっと眺めるのも良し、あの流線
型の姿を愛でるのも良し。そして砂時計ってデザインが色々さまざま無限の組み合わせで、それを見比べるの
も面白い。という訳で、ここが気にならないはずが無かったのです。

 そこに昨日ようやっと行くことができました。やったー!

 いやも-、本っ当に行きたかった!ファルシェスとEVO-R関連で「砂時計」という文字が乱舞した2008年と
2009年のスレイヤーズ界。普通に生活してたら「砂時計」っていう語はほとんど見ないのに、よりにもよってこ
の界隈にこの語が溢れたせいで始終思い出してしまって、どれだけ行きたい行きたいと身悶えたことか!そし
てこのスレ界の動き、余りにも謀ったようなタイミングで、一体これは何の罠だと何度思ったことか!

 何しろここの存在を知ったのが去年の6月、『ファルシェスの砂時計』が出たのが同年7月で11月には記念に
砂時計展に行こう!と決めたのがその時。そしてEVO-RのED名がまんま『砂時計』と知り驚愕したのが11
月の初めで、行こうと思ってた日に休日出勤が決定して倒れたのがその2日後。ネット上に乱舞する砂時計
の文字を見ながらどれだけ涙目になってたことか。そうしつつ、次の11月には絶対行っちゃる……!と拳を
握りしめる日々を送っていた私、春頃にはもう「11月の2度目の3連休ど真ん中」に行く気満々でしたとさ。

 そしたらその日にスレオンリーが!光速で予定を変更しつつ、どんだけ今年のスレ界と砂時計は重なるんだ
ろうか、てか重なるのピンポイントにも程があるわ!と思ったものでした。や、本当に、ここまで重なるのもちょっ
と珍しい。もう一体何の罠だったんだろうかこの日々は(笑)てことで、この一年半ほどは私にとってスレイヤー
ズイヤーであると同時に、砂時計イヤーでもあったのです。

 前置き長すぎ、ここから本題。
 
 さて、実際にどこへ行ったかと言いますと。場所は名古屋の「覚/王/山」という場所にあります、仏語で「砂時
計/の/ガ/ラス/職/人」を意味する名を持つお店(今回は検索避けを多用します)

 この土地、どうも高級住宅地かつ新旧の店が入り混じるアートの町らしいです。帰ってきてから知った(おい)
ということで、色々なお店がありながらも、通りをひとつ外れるとひどく静かで落ち着く町であります。そんな町
の一角に目指すギャラリーはありました。

 辿り着けて武者震いに震える私、そしてまたこれが、期待を裏切らないどころか万歳させる場所だった訳
です。

 いや、本当にあれは堪らんもんがあった……戸を潜ろうとしたら目前にブリキの砂時計オブジェ、右を見たら
変形型砂時計、その棚の下にまた砂時計。足下にあった一見ランプだと思ったものもよく見たら砂時計………
入る前から砂時計ラッシュ。そして戸を潜ったらそこには大小さまざまの砂時計約150点。身悶えすぎてどう
しようと思った(真顔)

 ということで、足を踏み入れ数々の砂時計を眺め尽くす私。目の前の光景に顔は緩みっぱなし。でもあれは
マジで緩むと思うんだ……小さいの大きいの、壁から下げるの水時計の如き姿をしてるもの、そして変わった
配合の砂に、5色5本の管を使った変わり種、忘れちゃいけない巨大な丸硝子の中に藍色と光る砂を混ぜ合わ
せ、円形台座で支えた天球儀の如き姿の砂時計。眼福にも程がありますとも。

 何て言うか絵が描けないのが残念で堪らん……図解して説明したい位なんですが。でもこんな所で延々と
説明を聞かせるより、ここは本当に是非実際に行って見てきていただきたいです。ちょっとでも砂時計そのもの
が好きと思われる方には、あれは本気で堪らん場所だと思うので。思って止まないので

CIMG0776.JPGということがありまして、どうしてもひとつ持って帰りたくなって、その場で分けて
いただけるものを購入してきました。写真左上の藍色のがそれです。
多分、天球儀の如きものと同じ配合の砂が入ってます。写真だと小さくて分か
り辛いんですが、砂の比重の違いから光る砂が中央から広がり、銀河系みた
いな感じに広がるんですよ。作品名もまんま「宙(そら)」。
ついつい飽きずに引っ繰り返して時が経つのを忘れる危険物でもあります。
まったくもって眼福にも程が(略)
ちなみに他2点は元々持ってた私物(ひとつだけだと画面が寂しかった)


 これだけの点数を集めた『砂時計展』は年1回の開催で、今月23日まで。行けると思われた方は、是非。
 ギャラリー様のHPはhttp://ww★w5e.bigl★obe.ne.jp/~sa★bli★er/ 所々の★を消してどうぞ。

 ……ところで今回、他にも目的がございまして。せっかく名古屋方面まで行くんだから、ってことで一気に名
古屋まで行かず、往路は新幹線の「豊橋」で降りて美味しいもの食べに行ってました(またか)。

 何かというとホットケーキ。20種以上、メチャクチャ美味しいホットケーキ専門店があるってことで、これまた
一度は行ってみたかったのです。……だって「レモンスープホットケーキ」とか聞いたら取り敢えず食べてみた
くなるではありませんか!(握り拳)こないだも軽井沢でホットケーキ求めて彷徨ったことといい、何かどうも今
年はホットケーキにも縁があるのかもしれん(笑)←普段はそんなに食べたいと思わない。

 で、現地に無事着けたのですが、レモンスープもしっかりメニューにあったのですが、実際食べたのはマロン
クリームでした……だって……ねえ……

CIMG0754.JPG←ンな姿を見たら食べずに居られるか。
こんなマロンクリーム山盛り(文字通り)初めて見ましたよホットケーキなのに、
ホットケーキなのに!(笑)メニューは写真なしだと言うのに、これだけ個別に
写真付きポップが立ってたんですよ、見たらもう堪らなかった。これ見てしまっ
て食べなかったら、間違いなく延々後悔でのたうち回ると判断。という訳で、
こんなん食べてきました、美味しかった(笑)
レモンスープは次回必ず(また行く気か)
それにあの芳醇なバターの薫りのする生地はプレーンでも食べてみたい。

 このお店でマロンかレモンかって延々悩んでる時、でもってオーダーしてから飲み物メニューを見たらミルク
の所に「ホットミルクポンチ(甘酸っぱいワインの香り)」なる文字が目に入った時、溢れる食煩悩により絶叫しそ
うになって堪らなかったもんです。でも流石にリアル絶叫はできない訳で心中うごおおおっと身悶えた時、成程
こういう時に人はミニブログだのついったーだのに走るのかと良く分かりました(笑)そして同時に、今アカウント
持ってなくて良かったと心底思った。あそこでアカウント持ってたら、どんだけ煩悩垂れ流しにしてたか想像す
るだに恐ろしい。人様が色々実況中継してるのを見るのはすごい面白いんですけどね。

 他にもお好み焼きが美味しかったとか、お菓子屋さんで焼き菓子仕入れまくったことなんかはもう省略で。し
かしオンリーはやっぱり良いですねえ……差し入れ名目でお菓子を大量に買えるのが実に素晴らしい(待て) 


 ということで、食べて身悶えて顔は緩みっぱなしで、東に戻ってそのまま爆睡。まさに全力で遊んできた感が
ありました……うんやっぱり旅は良い。一日とはいえ旅は良い。ここ暫く住処に籠もりっぱなしで、遠出すること
が極端に減ってたんですが、やっぱり偶には実際に動いて知らない場所に行ってみないとなあと。そう痛感さ
せる諸々が詰まった旅路でありました。あれらはもう一度は再訪したい。

 てか、来年もう一度あの砂時計の群れを。来年こそはレモンスープを(まだ言うか)

 さてこれで鋭気は十分養いました。次の外出はオンリーなので、この鋭気を投入して遊んで来ます。

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