EVO－R 第１話感想

　ようやっと書けましたEVO－R第１話のネタバレ感想。な、長かった…そうこうしているうちに、リアルタイムの
放送はついに明日が最終回なんですね。遠いところで始まってしまったので、そちらの動きはもうどうにも実感
を感じることができなくて、最終回と聞いてもピンと来ません。むしろ、DVDの第１巻が届いた今やっと始まった
感じばかりです。けどリアルタイムで追った方々にとっては、明日はまたひとつの区切りに立ち会う日ということ
で、きっと感慨深いものがあるんだろうなあと思います。DVDで見る身としては、その感じは７月に来るのかな、
と今から身構えるものがあったり無かったりという状態です。何分実感がないもので。
　
　今回は本当に、「終わりはしない」と思わせるものであって欲しくて、そして、見終わった時素直に「ありがとう」
と言えるものであって欲しいと思います。REVOの時は、見られること自体がどれだけ嬉しいことか分かってい
て、そして十分に楽しんでいたくせに最後にこれが言えなかったので。どんな終結を迎え、何を思うことになる
のかまだまだ分からないですが、最後の最後までお付き合い致しましょう、EVOLUTION－R。

　その始まりの第１話の感想はこの先から。

　冒頭はリナのモノローグによるREVOのおさらい。ポコタとの出会いから血眼ズーマまであっさりと。まさか
初っ端から血眼ズーマを見直す羽目になるとは思わなくて思わず吹いた。心の準備ができていなかった（笑）

　あちこちに残るREVOの痕跡。ザナッファーによる街の被害修復にフィルさんの指揮下勤しむセイルーンの
人々、シルフィールの姿もここに。いつかサイラーグを一から再建するというなら、ある意味今回のコレは建築
だの都市計画の勉強をする良い機会かも知れないから色々見ておくと良いよと。しかし残念なのは、この建築
を機にサラッと六芒星に作り変えてしまえばよかったのにセイルーン（苦笑）相変わらず五芒星のままですね。
しかも俯瞰図で見ると殆んど被害受けてませんねー、これだとNEXT１３話の最後で出来たクレーターの方が
よっぽど大きい…そうかだから五芒星に作り変えざるを得なかったのか（違）いや放送上の問題だってのは分
かっていつつも、やっぱりNEXTのあの六芒星の街の方が本来の姿だし、綺麗だと思うんです。DVDでも規制
からは逃れられないことは分かっていつつも、この辺りがどうにも惜しくて。
　つか、この五芒星の道筋青いんですが、もしかして壁が立ってるんじゃなくてまさか水路？いつから水の都に
なったんだろうセイルーン……もうゴンドラ観光とか始めると良いさ……

　復興に励むセイルーンの郊外にある湖では、何やら若木がすくすくと育ち始めてますねー。これはポコタが
REVOの最後にザナッファー打倒記念で種を蒔いた謎の木ですねー。うん、謎の木。蒔く時何やら名前を
呟いてた人々がいましたが私は認めん。うわぁぁぁリナのモノローグで映った時すっと目を逸らしたのになんで
またもう一度丁寧に映し出すんだくそぉぉぉぉぉぉぉ！せっかく綺麗に忘れてたのにー！！（号泣）

　ここでちょっと凹みましたが（凹むのはお前位だ）すぐさま壮麗な建物と書物、そして何より書物を読みふける
リナが映ったのですぐさま復活する。ようこそ！そして初っ端から良い姿を見せてくれるぜ…！この、積み上げ
た本に囲まれて身動きもせずに読みふけるっていう姿は滅茶苦茶好物なんですよ。リナの知識欲とか好奇心
とか魔道士の性みたいなものが存分に表れるようでそれが堪らない。NEXT１１話で異界黙示録の写本に没頭
して身動きすらしない後姿なんかも物凄い好きなんです私。しかもあの時は一冊だけだったけど、今度は薄暗
い図書館の中で、机に書物を山と積んで、みっしりと詰まった書架に周囲を囲まれてですか！うわ堪らん！（笑）
何この素敵構図！（笑）ああもう訳が分からんと思いますが私はこういうのに滅茶苦茶燃える！この眼鏡っ娘
リナの後姿の時点でよしEVO－R１話はオッケー！と思いましたもん（笑）我ながらどういう思考と結論なんだ
か意味不明ですがとにかくもういい大好きだ！（笑）そして、何だかんだ言いつつ大量の本を抱えて崩すアメリ
アに、一人外れて検索中のゼルが映ってまた喜ぶ。ゼルが室内でもフード被ってるってことは、他にも利用者
が居て、顔を見られたくなかったからでOKだろうか。そうだとしたらちゃんとしてますねえ、EVO－R。

　ところでこの図書館、すぺしゃる１３巻のあとがきで出てた王立魔道図書館なるものかと思いきゃセイルーン
魔道士協会の大図書館なんですね。ろいやる１のセイルーンの図書館と同じかなあ…正式名称が分からん。
（※４／７日追記：セーブデータ発見。ろいやる１のは「王立図書館」でした。）
セイルーンは何故か僧侶連盟が大きい顔してるイメージが強いんですが（これも一度しか記述ないですが）
やっぱり魔道士協会もかなりの規模なのかと。色々施設がありますねえ。よしやっと大国っぽく見えてきた（笑）

　そんなこんながあって、建物の外の石段に集まる全員。ここで初めてガウリイ登場。リナと並んで、座ってる
手の組み方がそっくり一緒とかどんだけ仲良しなんだこの二人め素敵じゃないか（笑）あ、でもって本当にゼル
のフードに縫い目がしっかり入ってるようになってる。前にここが変わってると聞いて妙に気になってたので、
これで確認できてようやっとすっきりした（笑）
　ここで再度おさらい。レゾを思い返すリナに、おれの恩人だと繰り返すポコタ。そしてそれに舌打ちするゼル。
そしてまだまだ、オゼルの存在にゼロスの目的と謎だらけだと、ゼロスはザナッファー絡みとは無関係だった
みたいだし？とリナ…あ、そういえばOPとEDにカケラもいなかった（素で忘れてた）そうかーここで出られない
からREVOのOPとEDではやたらと目立ってたのか、よし謎がひとつ解けた（笑）それはともかくとして、下手に
つつけばザナッファー以上の厄介ごとになるかも、ということで……これでEVO－Rスタート時点の情報整理は
終了。ここからが本題。

　場面は変わって廃城をカンテラ片手に歩くオゼル。あ、元気に動いてる…でもってお食事をお持ち致しました
お加減は如何ですか…正しいメイドさんのお仕事です、実に宜しい。でもって主はやっぱズーマ（療養中）なん
ですか。オゼルとズーマはこのまま最後まで主従で行くんですかね、この辺よく分からない。もう一・二回位
オゼルの主は移動しそうな気がしますけど。

　視点変わって荷馬車にのって道を行くリナ達の姿。本当、今期のパーティは仲良しですねー、ポコタももはや
気を許して会話に加わってる感じがして嬉しい。そしてレゾの壷の話、でもってようやっとここでポコタが小動物
っぽくなった時に使用した壷の話を語ってツッコミが入る訳ですが、「魂を移し変えた壷」と「レゾの魂が眠る壷」
がすんなり繋がりましたねえ、ニュアンスがちょっと違う気もしますが。まあ、同時期にそんな怪しい壷が幾つも
無いから当然か。だからこそリナも即座にねずみちゃんスリッパで突っ込み入れる訳ですが（笑）REVOで出た
おっちゃんのうさぎさんぽいスリッパといい、今回は動物さんスリッパで行く気なんだろうか。あと何気にこれが
久々のリナのスリッパ突っ込みな訳だなお約束が戻ってきた（笑）でもって、ガウリイを見やりながらのゼルの
「光の剣を使うと本当に知性が吸い取られるんじゃないか」なんて言葉も、完全に原作その他を知ってる人向け
のお約束の会話ですね。知らない人には割と訳分からんだろうなこの台詞。ターゲット絞ってきましたねえ、
このほうが私は嬉しいです。がんがんやってくれ。

　ザナッファーの被害を受けた夜の町に立ち、再び壷の話、壷ひとつにつき一人の人間の魂を移し変えられる
壷…って、ひとつに付き一人だけだったらタフォーラシアの時どれだけ壷必要でしたか。使い捨て状態なんだ
「冥王の壷」…あ、これでやっと正式に名前が出た…って、アメリアからフィブリゾの回想（命の球装備状態）を
映し出すのは止めてくれ心の準備がぁぁ！NEXTのアメリア悲鳴絶命のシーンは完っ全に私のトラウマ状態
なんでいきなり見るのはマジ心臓に悪いんですけどなんちゅうことを！というか皆もっっと嫌そうな顔で回想し
て欲しかった、皆平静すぎませんかね当事者なのに……見てるこっちだけがダメージ受けてる気がする…

　で、まずはジョコンダ城の跡をほじくり返す、と。ガウリイ嫌がってるけど、あなたTRYの火竜王の神殿修理の
時はものっそい肉体労働楽しんでませんでしたか？（笑）ポコタは苦手とかて言ってる割に耳手でしっかりツル
ハシ打ってる辺り付き合いの良い奴め汗も拭けて便利だなおい（笑）つか荷馬車あたりからEVO－Rのポコタ
がえらく可愛く見えるのは何でだろう何かくやしい（笑）そんな地道な肉体労働の傍らでゼルとアメリアは組は
ダウジング？で探索。またアニメゼルの芸が増えた。しかし反応があったは良いが、霊王結魔弾（ヴィスファラ
ンク）かけた所で地面はそんなに一気にえぐれないと思います。一撃の威力は上がるけど、そこまで広範囲に
渡るほどの衝撃は出ないのでは？いやアニメの魔法は常々突っ込み入れたら負けだとは思ってますがこれ
EVO－Rの初魔法なんでせっかくなんで（笑）で、どうせならすぺしゃるでやるように地面をゴーレム型に作って
その形に入り口が開くってのが見たかったなあ。もっともアレはリナの応用使用法なんでこの二人はやらない
と思いますけれど。因みに地精道（べフィス・ブリング）使わないのは土とか岩とか砂とか一気に消してしまった
ら、土かなんかで出来てる可能性のある壷も一緒に消しちゃうからってことで納得して良いですか？無理やり
だなあ我ながら、やった所でなんか魔道的な力で無事だろうよいくらなんでも（笑）

　発見された通路から地下研究所へ降り立つ一行。複雑な機械に書物の高度な研究を思わせる諸々、そして
高度なキメラを触媒に…と呟き始めるゼルに声をかけるリナ…って、今回ゼルの見せ方が結構気を使われて
る感じがしますね。OPの映像なんかもあるし、それなりに重要キャラっぽく見える。うわあゼルが繊細に描か
れるのって見慣れないから新鮮（鬼）けど今回だけは本当ちゃんと描いて貰わないと困る。その点、第１話は
ちゃんとしてるようで嬉しい。このまま行ってくれますように。　

　更に発見された隠し通路を進むと綺麗な歌声・・・って来ましたな。いや、実はネタバレが目に入ってしまって
るもので、この先に出る者はもう分かってる状態な訳です。ということでニヤニヤしながら走っていくリナ一行を
眺めてました（笑）そして走りながらのリナの「あたしみたいにね！」発言に突っ込む、と（笑）おお今回はちゃん
と全員が咳き込んでる良かったボケ殺しが起こらなくて！（笑）REVO６話のお嫁さんにしたい女の子NO.1発言
を全員がスルーしたことがそれはあかんだろと未だに引っかかってたので今回は安心した！（笑）ところでこの
歌、せっかくなんで途中から「乙女の祈り」にでも変わったら楽しかったなあと。リナとアメリアとゼルが吹いて
ポコタに「恥ずかしい歌だなー」とか言われて問答無用で黙らせたりしてくれたら楽しかった。すいませんネタが
過ぎました（笑）けど今回の彼女だと結構ノリノリで歌ってくれそうな気がするんですがこの歌（笑）

　ここでAパート終了。長かった…アイキャッチは４人とポコタ…おお、ついにポコタがゼルの頭の上に乗った、
よしこれで全員コンプリートだ（笑）でもってBパートはフィルさんとシルフィール。REVOからのシルフィールは
つくづく作画が可愛くなってるなあ。好みです。

　Bパートは鎧置き場？から。立ち並ぶ鎧の中にひとつだけ装飾の異なる鎧・・・って、結構細身。歌姫の鎧って
いうと当然すぺしゃるのナタリーな訳で、というか今回の彼女自体明らかにナタリーをリファインして生まれた訳
で、もっとごっつい鎧かと思ってたのでちょっと意外でした。このナタリー、初めてすぺしゃるの登場回を読んだ
時に、ごつい鎧に乙女の心という強烈さに爆笑して、アニメで音声付で見てみたいなと思ったことがあったので
今回半分実現したようなものなんで結構嬉しかった。つか、その間に動いて喋る鎧っていうと鋼のアルフォンス
という恐るべきキャラクターが世に出て、こちらの方が格段に有名になったんで、新規で見る人はそれとネタが
かぶってると見るんでしょうかやっぱり。けどナタリーの方を先に見たこちらは、アルフォンスを初めて見た時は
ナタリーだマジでナタリーだ！と思ったもんでした（笑）ごっつい鎧に幼い声、という強烈なインパクトを持つ鋼の
アルフォンスというキャラも中々いないと思うんですが、それより何年も前、既に似たキャラが生まれてた辺り
すぺしゃるはあなどれないと思います。

　そしてリナが近付いた瞬間、「お～っほっほっほっほっほ！」て…来　た　よ（笑）うわ本当に来た！どう聞い
てもナーガです。２月にろいやる２きゃっほいプレイしまくって嫌というほど聞きまくった声だ！（笑）ろいやる２
やりまくっておいて良かったお蔭できっちり耐性付いてる！でもそのせいでまったくお久しぶりって感じがせん
わ！（笑）けど数年ぶりにこれ聞いたリナは心構え皆無状態だから流石に驚いて、つか条件反射で、いきなり
爆風弾（ブラム・ガッシュ）・・・また破壊力強いのが出たなあと。けど粉々にはならずにバラバラになるだけで
済むんだ…って、あっさり復元するんだこの鎧。そうかー、鎧になれどもナーガはナーガで復活力もそのまま
なんですか（笑）これもどんな姿になろうと確固たるポリシーを貫いてるということなんだろうか（笑）
　
　そして妙に可愛こぶって喋りだすナーガ改めナーマさん。ガウリイには結構可愛いんだこれ（笑）でもって、
リビング・メイルじゃなくてリビングアーマー？違和感あるけど、ナーガリビングアーマー略してナーマと名付け
るためには必要だったんですよね多分、なのでよし。ということでこれよりナーマ（笑）自分が何者か見失ってる
ナーマさんに、お願いしてる割に偉そうなゼルの問いかけに結構真面目に問いかけるポコタ、で、壷について
思い出すナーマの回想…はい畳み掛ける様に手とシルエットはナーガでした（笑）そして再びナーマに語りか
けるゼル「あんたは元々普通の人間だったんだな」に「普通ねえ…」と首を捻り始めるリナ。つか気付いてても
認めたくないってパターンだろうなあこれは。いや元々こんな所にこんな形で出てくるとは思わんだろうけれど
彼女だし（笑）でもってそんなリナに「親とか兄弟とかと知り合いだったとか！ま、あんな鎧に親兄弟がいるなら
見てみたいもんですけど」と耳打ちするアメリア、って……

　いくら今更と言われようとも
　既に数え切れないほどの先達が同じことを言っていようとも
　ここまでさあ来いと用意されたネタに応えないのは仁義にもとる。
　はい大きく息を吸ってー
　

　あ・ん・た・だ　！（笑）

　よーしオッケーすっきりしたー！いやーこれだけは最早義務でしょうどう考えても。お約束は果たした！（笑）

　さて結局壷のことも思い出せないままのナーマにリナのスリッパ再び…って今度はライオンさんかい！（笑）
EVO－Rのスリッパはこのまま動物さんシリーズなんだろうか。因みに私はペンギンが好（略）でもって叩くと
回路が繋がるのかナーマはちょっと素に戻る、と。そして頭をぶつような人には教えてあげることはない、と。
歌う鎧という外見なのでアレだが意外とまともな怒りだなナーマ！（笑）で、口喧嘩はエスカレートしていく。うん
いきなり動かなくなるまで蹴り倒したり呪文の応酬にならないだけ、すぺしゃるやらろいやるよりはまだ遠慮が
あるよ二人とも（笑）でも結局は力づく勝負だ表に出ろ！になると。えーと、自分からバラバラになって飛んで
いくのは味な真似と呼んで良いんですかちっと違いませんかリナ？（笑）

　そしてついに決闘開始。リナの炎の矢（フレア・アロー）を受けて、氷の矢（フリーズ・アロー）で返すナーマ。
そういやポコタもそうですけど、これで魔法容量（キャパシティ）は肉体に関係なく魂に付随するってので確定
で良い訳ですね。今更ながらここ重要。さて氷の矢の追撃にぶつかるリナの炎の矢。ここ、すぺしゃるで時折
リナとナーガで起こす火炎球（ファイアー・ボール）と氷結弾（フリーズ・ブリッド）がぶつかって相互干渉で消滅
するっていう様子がちょっと見たかったなあと。こういう魔法の特殊効果が映像で見てみたい。そして、空から
襲い掛かるリナにナーマの背からの氷の矢…これ何本出てるかなー、リナと同等のキャパのあるナーガなら
本気でやるとリナと同等の１６本くらいは出るだろうから、数は結構ありそうですねー。
　
　「下手すりゃザナッファーよりタチが悪いわ！」とイラつくリナ、金属棒を見てピーンと来る…ってこの金属棒、
明らかに鉄筋コンクリート？それはさすがに文明レベル進みすぎではないかと微妙。冒頭の建築だって石材を
漆喰だかセメントだかで積み固めてた位だったし。ＲＥＶＯの時から思ってたけど、どうにもスレ世界に似合わ
ない妙に現代的な物だとか言葉だとかが出てきて気になる…いやＮＥＸＴで時計が出来てたのもかなり、ん？と
思ったけれども。まあそれは置いといて。覇王氷河烈（ダイナスト・ブレス）の詠唱に入ったナーマに、雷撃破
（ディグ・ヴォルト）を炸裂させるリナ、この電撃によって全身磁石と化して金属板に張り付くナーマ。だからスレ
世界に磁石ってあるんですかね、って、ＮＥＸＴの砂の神殿でリナ磁石持ってましたね。じゃこれはＯＫで。

　そしてついに竜破斬（ドラグ・スレイブ）の詠唱を開始するリナ。おお、１話のお約束の竜破斬がリナに戻って
来た！でも音楽はこれ確かＴＲＹのクライマックスですね（確認する気は最早ないが）音楽については、もう、
最後まで逃げたいと思いつつも一言だけ。やっぱり一度はあのリナの象徴とも言える竜破斬（ドラグ・スレイブ）
の音が聞きたい。ここまでずっと徹底して出てこないということは最早出さないのか、それともここ一番の為に
控えられているのか。もし控えているというのなら、使われる時はどうかそれに相応しい時でありますように。
そんな万感を背負ったリナの竜破斬が炸裂して、決着は付く。

　毎度おなじみ竜破斬クレーター出来上がり。今回きっちり退避完了していたガウリイたちは無事で最早諦め
のコメントに、良い汗掻いた顔のリナ。で、てっきり地面に埋まった状態で降伏メッセージ聞こえてくるかと思っ
たら、あっさり五体満足で復活のナーマ。はい、ザナッファーよりタチは悪い（笑）どうする、まだやる気ある？と
腕まくりするリナの背後の皆が既に付き合ってられんわと魂抜けてる顔が面白かった。ここで停止してみたら
ポコタにヒゲが生えてるように見えて一瞬吹いた（笑）で、ヤカンにだけはしないで～！とのナーマの叫びで
第１話は終了。

　……と思ったらご飯を必死に犬食いするズーマかい！だからあんたはなんで終わったと思った瞬間に自己
アピールを始めるんだ毎回吹くわ！（笑）あ、そんなことはさておいて（さておくな）ご飯、グリーンピースや野菜
ニンジングラッセとおぼしき付け合せなんかが今回はちゃんと描かれてますね！Ａパートの荷馬車の上でリナ
の横にあった林檎といい、ＲＥＶＯに比べてご飯の描き方がちゃんとしてるものと思って良いですかＥＶＯ－Ｒ！
いやくどいと言われようと、どうにも気になるんだこの点だけは！
　横にオゼルもいるのに食事介助は受けようとしないんだなーズーマ。はいあーん、をやってもらうのは暗殺者
的には駄目なんだろうか。いや確かにオゼルにあーんてされながら命令出すのは格好付かんと思いますが、
それでもあの必死の犬食いよりは良いんじゃないですか？（笑）それはともかく、何でも良いから新しい腕の
試運転のため、どんな依頼でも誰でも良い…！との命令で、本当に第１話は終了。



　……つ、疲れた（ぜいぜい）なんだこの長さ。それだけ色々と詰まってたということだろうか第１話。いやまあ
前半は訳の分からん拘りに字数使ってる気がするが（笑）けれど、ＲＥＶＯ １話よりも面白かった。第２話から
しばらくはギャグ的繋ぎの話のようで本題に入るにはまだかかりそうですが、どうか、このクオリティで最後まで
走っていてくれることを願ってます。第２話からは流石にこんなに書かないんじゃないかと思いますが、評判の
高かった後半の回などはどうなるか分からない。願わくば語り尽くせないほどの内容でありますように。
　第２話はすぺしゃるのデュラハンの話を下敷きにしたもの。これを持ってきたのはちょっと意外でした。