更新履歴、雑記、お知らせ、メールフォームお返事等を集約。雑記は折り返し以降シリーズ全般のネタバレ満載となっております。ご注意ください。
届いたその日にDVDを即座に見て、今回はどうしようかと思っていましたが、やはり何かを書き残さずには
居られない。だって、予想よりずっと面白いんですよ、EVOLUTION-R!ツッコミ所もそれなりにあれど、
REVOの時よりずっとテンポが良い。そしてOPとEDが凄い…!届いた日の叫びだけで終わってしまうのは
やっぱりもったいないと思う。
という訳で、感想行きます。まずはOPとEDを!
居られない。だって、予想よりずっと面白いんですよ、EVOLUTION-R!ツッコミ所もそれなりにあれど、
REVOの時よりずっとテンポが良い。そしてOPとEDが凄い…!届いた日の叫びだけで終わってしまうのは
やっぱりもったいないと思う。
という訳で、感想行きます。まずはOPとEDを!
【OP:Front breaking】
無印・REVOに続き、今回も入るリナの口上。今回のは今までと違って打って変わってシリアスな口調で始まる
これ。黄昏が来て、から、瞬き続ける星屑よ、までは呪文詠唱の時にも似た少し低いリナの声。どちらかと言うと、
燃え上がれ~!も声が裏返ることなく低く力を籠めた声で言い切ってくれたほうが良かった。
その口上の重なる映像が意味深。ピストン運動を繰り返す機械に、目を閉じたままのレゾ、歯車に、紫の液体の
登るフラスコ、そして開かれる魔道書に水の中の歯車?機械だの歯車だのってのは微妙にスレイヤーズの文明
レベルより上のような気がするけど、TRYの結界外までの世界を含めるならば一応許容範囲かも。というか、この
機械やフラスコや魔道書っていう物達は、技術・魔道両面の高度な知識の象徴で、そしてそれを修めていたレゾを
表すイメージなのかもと。魔道書と共に、レゾの一部であった魔王を表す「目」の紋章も表れるし、この辺りの物は
EVO-R本編全体というより、レゾ個人へのイメージにも見える。
そしてその諸々を抜けて現われるEVOLUTION-Rのタイトルに、踊る5色の光。もう、OP映像の最初の一瞬から
思ったけど本当に画像が綺麗、デジタルの凄さを知った。DVDまで待って良かった…!
その光が消えていく中現われる、雲の上に浮かぶリナ。その前に現われ去るガーヴ・フィブリゾ・ヴァルガーヴ…!
DVDを待つ間、ネタバレがいくつか目に入ってしまって、この3者が現われることは知っていたけどそれでもやはり
画面に食いついた。まさかもう一度この3者が映像化されるとは思わなかった・・・!そしてこの3者が現れたって
ことは、やっぱREVOとEVO-RはNEXT・TRYから繋がってたんですね(今更)。いやほら、REVOで何か色々これ
までのことがリセットされてた感じがしてたもんでつい・・・(苦笑)けどこの3者がはっきり現れた以上、EVO-Rでは
これまでのことを忘れないでいてくれるものと思いたい。
この辺りの映像は、リナの中の回想もしくはイメージのようですね。3者ともそれぞれ消えていくけれど、他と違い
フィブリゾだけはホワイトアウトして消えていかないのは、リナがフィブリゾだけは滅んでいく瞬間を見ていないから
か、それともREVOで再び思い起こしたからなのか。
3者が消えて、唖然と前を見るリナに射す光。そして肩に置かれた手に振り返った先に、いつものガウリイ。
来 た!
そう、そうだ!と物凄い喰らい付く。これがガウリイの、保護者の役割のひとつ、精神面からリナを支える姿。それも
わざとらしくじゃなく、ごく自然に!そしてリナが笑顔に戻った先に、手を振るアメリアとゼル、そして目を開くリナ。
やっぱりここまではリナの中の映像だったらしい。そのことが嬉しい。ガウリイに支えられた先にアメリアとゼル2人が
映る。そう、やっぱり最初はガウリイだけが映る筈。リナにとってガウリイはあらゆる意味で特別であると思うんだ…!
そして、映像から覚めた先には3人とポコタがいる。ここでもう当たり前にポコタが加わってる姿が何とも嬉しい。
そしてここからはリナの目線から再びイメージへ。怪しげな装置から流れる電気?に苦しみ拳を叩きつけるゼルと、
それに続くレゾ。やっぱりEVO-Rではゼル中核エピソードはありますよねこれは!REVOの時からずっと思ってた、
どんな形になるかは分からないけど、レゾの影が濃いならば、ゼルはどうしても中心に行かなければならない筈。
そこが落とされないように切に祈る。
レゾに続いてクリスタルの中のポコタ(本体)が映り、目を開くとそこに魔王の紋章と重なる魔王の影…実はこれが
真っ先に目に入ってしまったネタバレだった…そしてその時滅茶苦茶吹いた・・・そ、そりゃポコタはミニリナとか言われ
てるけどむしろルークに似てませんかねとかREVO最終話の前に思ってそう書いてましたが、まさか本当にルークの
位置に来るんじゃないだろうなと・・・そんな無茶なと・・・!原作15巻のルークのエピソードをこんな所に盛り込む
ような無茶な真似は止めたほうがとか、レゾの影が在るのに更にもう一欠片の魔王まで出したらもはやバランス崩れ
すぎだとか、そんなことがネタバレ目に入った瞬間やたら頭にぐるぐる駆け巡った…おかげで実際の映像見た瞬間
は既に冷静だった。どうなるか分かりませんけれど、ポコタ=ルークということにはならないで欲しい。そこは、そこは
こんな形で触れてはならないエピソードなんだ・・・!
吹き飛ばされて岩に叩きつけられ、宙を舞うリナ、転がりながら跳ね起きて大技発動。この場面、最初はただ吹き
飛ばされてるように見えたけど、二度目に見たときは自分で後ろに飛んで少し勢いを殺したようにも見えた。そう
だったら嬉しい。吹き飛ばされる中でも思考を止めない。それがスレイヤーズにおける戦闘だと思うから。
そしてついに「なりふりかまっちゃいられない」と重なる中、背中を向けて歩き出すリナ。この時の左手が意味深
すぎて…!振り向く時に、自然に動くんじゃなくて明らかに「じゃあね」とでも言うように振られるような手の動き。
ちょっと待てちょっと待て!という間もなくそこに現れる、明らかに重破斬(完全版)によるL様の金色…
・・・・・・えーと、3度目ですがこれもまたネタバレ目に入ってたのでのけぞらずに見ることが出来ましたが、これ、
事前情報なしに見てたら多分倒れ臥したと思います…それは、それだけは本当にしてはならんと思うんだ……
重斬斬(完全版)はNEXTの、原作8巻の、あのシーンでしか使うことが許されない。ここで再び使われたらあれは、
あの出来事は何だったんだということになる。どんな形で、どんな理由であろうとも、これだけは二度と使われる筈が
ないと思っている。そして、どんな形であれ納得がいかないと思う、いや、絶対納得いかない。特に私の場合は、
初めてNEXTの重斬斬(完全版)の詠唱を見た時、意識が最大に引き上げられて現在にまで至っていて、ここだけは
本当に不可侵領域。いや、そんなことはどうでも良くて、この術だけはスレイヤーズという作品そのものの軸を破壊
しかねない。それも不完全版じゃなく完全版……頼むから、これだけは、本編の中で起こることではなくて、イメージ
映像であって欲しいとしか言えない……ここで迂闊なことをされたら、多分、前のめりに倒れるどころか完全なる
致命傷を食らいかねない……どうか無事でいられますように祈る、ひたすら祈る。対象が対象だけにL様に……
そんな反則の映像が過ぎて、左手に炎(魔力?)を生んで回転しつつ空に上るリナ。破砕鞭(バルス・ロッド)?と
一瞬思ったけど多分違う。これもイメージっぽい。そしてその空から降りてきたようなリナと、ガウリイ達でフィニッシュ。
なんていうか、リナだ。ひたすらリナですねこのOP…!驚愕の過去3者も、仲間の姿も、これからの伏線らしき
ものも盛り込まれているけど、それが全部リナを核にしている感じがする。まさかここまでリナに特化してくるとは
思っていなかった。そしてFront breakingに心底納得が行った。確かにこのOPにはこの曲、この歌い方しかない
と思う。これは本当、曲と映像で一体ですね。凄いわ正面突破…!
【ED:砂時計】
EDはリナから始まる。憂い顔のリナに、風に流された葉が重なって場面が変わる。笑顔で空の下を歩く4人と、
リナの頭の上のポコタ。「砂時計」のタイトルから、EDは砂時計の砂が落ちながら縦スクロールかと思っていたけど、
全く違って平和な旅路の映像。こっちの方が凄く嬉しい。REVOの時も言ったけど、こういう何気ない日常が映像で
見られるのがアニメの大きな魅力のひとつ。アニメの4人は原作よりも格段に仲良く描かれているけれど、それが
良く現れてる感じがする。
特に、この次に映る焚き火を囲んで座る4人の姿が嬉しい。火の側で思い思いにくつろぐ姿は何だか特別な感じが
して元々凄い好きなシチュエーションなので、こうして映像で見られたことに万歳。ここでくつろぐ4人、それぞれ座り
方がちゃんとらしくて凄く良い。ガウリイはゆったり胡坐で、リナはちょこんと胡坐、アメリアは自然に足を崩し、ゼルは
木にもたれて片膝立てて。私はこういうのが見たかったんだ…!
そして一人ずつ顔のアップ。アメリアは可愛い。ガウリイはこの時くらい肉を食わせないで居て欲しかった……
あと最初、ゼルの髪が口の端に掛かっているのが一筋吐血して「俺はここまでだ後は頼む…」とでも言ってるのかに
見えたが(笑)そんなこともなく珍しくリラックス。宙に浮くポコタもくつろいで気持ち良さそう。
雨の降る中、何故かひとり洞窟で雨宿りするリナ。ここの雨がけぶる様子が本当細かくて綺麗。これまで青空が
映ることが多かったので、雨が来たのは少し意外。こうして青空だけじゃなくて雨の日もあるというのがEVO-Rの
方向性なのかなあと。旅路の、雨宿りの、その間にズーマやオゼルといった気にかかるものの映像も重なってるし。
そしてOPに続き、今度は両手に炎を生んで舞うリナ。こっちの方が格段に表情も炎も凄く好きだ…!これも
実際に魔法を使ってるというよりイメージ映像でしょうが、覚悟を決めて魔法を唱えている時のリナって、こういう静か
かつ綺麗な印象なんですよ。こういう映像が見られるとは思わなかった。
この舞うリナに続き、それぞれの獲物を構える4人…ガウリイが構えるのが刀身のある剣で嬉 し い !(笑)
光の剣レプリカじゃなくて、普通の剣。ガウリイは光の剣の付属じゃなくて、独立した剣士なんだとREVOの時ずっと
思ってたので、ここでやっと本来の姿が描かれた気がする。そしてゼルは魔皇霊斬を剣にかけ、アメリアは己の拳、
ポコタは光の剣レプリカ。正しい!このEDの4人の姿は正しいよ!しかもガウリイとゼルの剣、明らかに種類が違って
それぞれちゃんとロングソードとブロードソードですね!このそれぞれのワンカットで、EVO-Rが明らかにREVO
よりちゃんとキャラを捉えてる感じがして凄く嬉しかった…!
再び魔法を使うリナと、魔力の光。それがおさまって、笑顔でリナの方を見る仲間達。大きく伸びをして、こちらを
振り向いたリナの笑顔でエンド。やっぱり最後は笑顔で。
これがEVO-RのOPとED。どちらももう、文句なし。REVOの時はOPの「いつだって 今ここがはじまり」とEDの
「終わりはしない」という見事な一続きの歌詞で感情が爆発してしまって、映像よりこちらに気が向いていたけれど、
今度は違う。曲と映像が拮抗しながら訴えかけてくる感じ。もし7日ごとに見ていたならば、毎回食いついて見て
いただろうなあと思わせる出来だった。今回はDVDで2話もしくは3話ずつまとめて見ていく訳ですが、それでも毎回
OPもEDも飛ばさずに見ていくと思う。このOPとEDを従えて走るEVO-R、先が楽しみだ!
無印・REVOに続き、今回も入るリナの口上。今回のは今までと違って打って変わってシリアスな口調で始まる
これ。黄昏が来て、から、瞬き続ける星屑よ、までは呪文詠唱の時にも似た少し低いリナの声。どちらかと言うと、
燃え上がれ~!も声が裏返ることなく低く力を籠めた声で言い切ってくれたほうが良かった。
その口上の重なる映像が意味深。ピストン運動を繰り返す機械に、目を閉じたままのレゾ、歯車に、紫の液体の
登るフラスコ、そして開かれる魔道書に水の中の歯車?機械だの歯車だのってのは微妙にスレイヤーズの文明
レベルより上のような気がするけど、TRYの結界外までの世界を含めるならば一応許容範囲かも。というか、この
機械やフラスコや魔道書っていう物達は、技術・魔道両面の高度な知識の象徴で、そしてそれを修めていたレゾを
表すイメージなのかもと。魔道書と共に、レゾの一部であった魔王を表す「目」の紋章も表れるし、この辺りの物は
EVO-R本編全体というより、レゾ個人へのイメージにも見える。
そしてその諸々を抜けて現われるEVOLUTION-Rのタイトルに、踊る5色の光。もう、OP映像の最初の一瞬から
思ったけど本当に画像が綺麗、デジタルの凄さを知った。DVDまで待って良かった…!
その光が消えていく中現われる、雲の上に浮かぶリナ。その前に現われ去るガーヴ・フィブリゾ・ヴァルガーヴ…!
DVDを待つ間、ネタバレがいくつか目に入ってしまって、この3者が現われることは知っていたけどそれでもやはり
画面に食いついた。まさかもう一度この3者が映像化されるとは思わなかった・・・!そしてこの3者が現れたって
ことは、やっぱREVOとEVO-RはNEXT・TRYから繋がってたんですね(今更)。いやほら、REVOで何か色々これ
までのことがリセットされてた感じがしてたもんでつい・・・(苦笑)けどこの3者がはっきり現れた以上、EVO-Rでは
これまでのことを忘れないでいてくれるものと思いたい。
この辺りの映像は、リナの中の回想もしくはイメージのようですね。3者ともそれぞれ消えていくけれど、他と違い
フィブリゾだけはホワイトアウトして消えていかないのは、リナがフィブリゾだけは滅んでいく瞬間を見ていないから
か、それともREVOで再び思い起こしたからなのか。
3者が消えて、唖然と前を見るリナに射す光。そして肩に置かれた手に振り返った先に、いつものガウリイ。
来 た!
そう、そうだ!と物凄い喰らい付く。これがガウリイの、保護者の役割のひとつ、精神面からリナを支える姿。それも
わざとらしくじゃなく、ごく自然に!そしてリナが笑顔に戻った先に、手を振るアメリアとゼル、そして目を開くリナ。
やっぱりここまではリナの中の映像だったらしい。そのことが嬉しい。ガウリイに支えられた先にアメリアとゼル2人が
映る。そう、やっぱり最初はガウリイだけが映る筈。リナにとってガウリイはあらゆる意味で特別であると思うんだ…!
そして、映像から覚めた先には3人とポコタがいる。ここでもう当たり前にポコタが加わってる姿が何とも嬉しい。
そしてここからはリナの目線から再びイメージへ。怪しげな装置から流れる電気?に苦しみ拳を叩きつけるゼルと、
それに続くレゾ。やっぱりEVO-Rではゼル中核エピソードはありますよねこれは!REVOの時からずっと思ってた、
どんな形になるかは分からないけど、レゾの影が濃いならば、ゼルはどうしても中心に行かなければならない筈。
そこが落とされないように切に祈る。
レゾに続いてクリスタルの中のポコタ(本体)が映り、目を開くとそこに魔王の紋章と重なる魔王の影…実はこれが
真っ先に目に入ってしまったネタバレだった…そしてその時滅茶苦茶吹いた・・・そ、そりゃポコタはミニリナとか言われ
てるけどむしろルークに似てませんかねとかREVO最終話の前に思ってそう書いてましたが、まさか本当にルークの
位置に来るんじゃないだろうなと・・・そんな無茶なと・・・!原作15巻のルークのエピソードをこんな所に盛り込む
ような無茶な真似は止めたほうがとか、レゾの影が在るのに更にもう一欠片の魔王まで出したらもはやバランス崩れ
すぎだとか、そんなことがネタバレ目に入った瞬間やたら頭にぐるぐる駆け巡った…おかげで実際の映像見た瞬間
は既に冷静だった。どうなるか分かりませんけれど、ポコタ=ルークということにはならないで欲しい。そこは、そこは
こんな形で触れてはならないエピソードなんだ・・・!
吹き飛ばされて岩に叩きつけられ、宙を舞うリナ、転がりながら跳ね起きて大技発動。この場面、最初はただ吹き
飛ばされてるように見えたけど、二度目に見たときは自分で後ろに飛んで少し勢いを殺したようにも見えた。そう
だったら嬉しい。吹き飛ばされる中でも思考を止めない。それがスレイヤーズにおける戦闘だと思うから。
そしてついに「なりふりかまっちゃいられない」と重なる中、背中を向けて歩き出すリナ。この時の左手が意味深
すぎて…!振り向く時に、自然に動くんじゃなくて明らかに「じゃあね」とでも言うように振られるような手の動き。
ちょっと待てちょっと待て!という間もなくそこに現れる、明らかに重破斬(完全版)によるL様の金色…
・・・・・・えーと、3度目ですがこれもまたネタバレ目に入ってたのでのけぞらずに見ることが出来ましたが、これ、
事前情報なしに見てたら多分倒れ臥したと思います…それは、それだけは本当にしてはならんと思うんだ……
重斬斬(完全版)はNEXTの、原作8巻の、あのシーンでしか使うことが許されない。ここで再び使われたらあれは、
あの出来事は何だったんだということになる。どんな形で、どんな理由であろうとも、これだけは二度と使われる筈が
ないと思っている。そして、どんな形であれ納得がいかないと思う、いや、絶対納得いかない。特に私の場合は、
初めてNEXTの重斬斬(完全版)の詠唱を見た時、意識が最大に引き上げられて現在にまで至っていて、ここだけは
本当に不可侵領域。いや、そんなことはどうでも良くて、この術だけはスレイヤーズという作品そのものの軸を破壊
しかねない。それも不完全版じゃなく完全版……頼むから、これだけは、本編の中で起こることではなくて、イメージ
映像であって欲しいとしか言えない……ここで迂闊なことをされたら、多分、前のめりに倒れるどころか完全なる
致命傷を食らいかねない……どうか無事でいられますように祈る、ひたすら祈る。対象が対象だけにL様に……
そんな反則の映像が過ぎて、左手に炎(魔力?)を生んで回転しつつ空に上るリナ。破砕鞭(バルス・ロッド)?と
一瞬思ったけど多分違う。これもイメージっぽい。そしてその空から降りてきたようなリナと、ガウリイ達でフィニッシュ。
なんていうか、リナだ。ひたすらリナですねこのOP…!驚愕の過去3者も、仲間の姿も、これからの伏線らしき
ものも盛り込まれているけど、それが全部リナを核にしている感じがする。まさかここまでリナに特化してくるとは
思っていなかった。そしてFront breakingに心底納得が行った。確かにこのOPにはこの曲、この歌い方しかない
と思う。これは本当、曲と映像で一体ですね。凄いわ正面突破…!
【ED:砂時計】
EDはリナから始まる。憂い顔のリナに、風に流された葉が重なって場面が変わる。笑顔で空の下を歩く4人と、
リナの頭の上のポコタ。「砂時計」のタイトルから、EDは砂時計の砂が落ちながら縦スクロールかと思っていたけど、
全く違って平和な旅路の映像。こっちの方が凄く嬉しい。REVOの時も言ったけど、こういう何気ない日常が映像で
見られるのがアニメの大きな魅力のひとつ。アニメの4人は原作よりも格段に仲良く描かれているけれど、それが
良く現れてる感じがする。
特に、この次に映る焚き火を囲んで座る4人の姿が嬉しい。火の側で思い思いにくつろぐ姿は何だか特別な感じが
して元々凄い好きなシチュエーションなので、こうして映像で見られたことに万歳。ここでくつろぐ4人、それぞれ座り
方がちゃんとらしくて凄く良い。ガウリイはゆったり胡坐で、リナはちょこんと胡坐、アメリアは自然に足を崩し、ゼルは
木にもたれて片膝立てて。私はこういうのが見たかったんだ…!
そして一人ずつ顔のアップ。アメリアは可愛い。ガウリイはこの時くらい肉を食わせないで居て欲しかった……
あと最初、ゼルの髪が口の端に掛かっているのが一筋吐血して「俺はここまでだ後は頼む…」とでも言ってるのかに
見えたが(笑)そんなこともなく珍しくリラックス。宙に浮くポコタもくつろいで気持ち良さそう。
雨の降る中、何故かひとり洞窟で雨宿りするリナ。ここの雨がけぶる様子が本当細かくて綺麗。これまで青空が
映ることが多かったので、雨が来たのは少し意外。こうして青空だけじゃなくて雨の日もあるというのがEVO-Rの
方向性なのかなあと。旅路の、雨宿りの、その間にズーマやオゼルといった気にかかるものの映像も重なってるし。
そしてOPに続き、今度は両手に炎を生んで舞うリナ。こっちの方が格段に表情も炎も凄く好きだ…!これも
実際に魔法を使ってるというよりイメージ映像でしょうが、覚悟を決めて魔法を唱えている時のリナって、こういう静か
かつ綺麗な印象なんですよ。こういう映像が見られるとは思わなかった。
この舞うリナに続き、それぞれの獲物を構える4人…ガウリイが構えるのが刀身のある剣で嬉 し い !(笑)
光の剣レプリカじゃなくて、普通の剣。ガウリイは光の剣の付属じゃなくて、独立した剣士なんだとREVOの時ずっと
思ってたので、ここでやっと本来の姿が描かれた気がする。そしてゼルは魔皇霊斬を剣にかけ、アメリアは己の拳、
ポコタは光の剣レプリカ。正しい!このEDの4人の姿は正しいよ!しかもガウリイとゼルの剣、明らかに種類が違って
それぞれちゃんとロングソードとブロードソードですね!このそれぞれのワンカットで、EVO-Rが明らかにREVO
よりちゃんとキャラを捉えてる感じがして凄く嬉しかった…!
再び魔法を使うリナと、魔力の光。それがおさまって、笑顔でリナの方を見る仲間達。大きく伸びをして、こちらを
振り向いたリナの笑顔でエンド。やっぱり最後は笑顔で。
これがEVO-RのOPとED。どちらももう、文句なし。REVOの時はOPの「いつだって 今ここがはじまり」とEDの
「終わりはしない」という見事な一続きの歌詞で感情が爆発してしまって、映像よりこちらに気が向いていたけれど、
今度は違う。曲と映像が拮抗しながら訴えかけてくる感じ。もし7日ごとに見ていたならば、毎回食いついて見て
いただろうなあと思わせる出来だった。今回はDVDで2話もしくは3話ずつまとめて見ていく訳ですが、それでも毎回
OPもEDも飛ばさずに見ていくと思う。このOPとEDを従えて走るEVO-R、先が楽しみだ!
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