待ち構えているもの

　りーでぃんぐ６月２０日発売予定……！

　うわあああ良かった待ってますお願いします楽しみにしてます今度こそ！

　最初の一報からこれまで、長かったなぁ……いやまだまだ油断はしてませんし、しませんよ、流石に（笑）
　けれど素直に嬉しいんですやったー！

　そして早く色々見せて下さい、本当に。待ち構えておりますよりーでぃんぐ。
　

　ある意味こうしてりーでぃんぐを待たねば！という気分に駆られてしまうのがスレイヤーズの恐ろしい所だと
思ってます。

　スレって、かって超巨大あとがきで自転車しゃこしゃここぎながら考えて、その後色々な世界だのネタだのを
喰らってできたものだってことが明言されてますからねえ。つまり一巻のその後全てが後付け設定でできてる
世界。増殖を続ける限り、いつ何が取り込まれて、全体に影響を及ぼすか本当に予想が付いたもんじゃない。
しかも、そうやって後付けで出てきたものが物凄い内容だったりするから恐ろしい（笑）

　そのぶっちぎりの代表が「刃の先に見えるもの」。この外伝短編一本で、物語の始まり、リナとガウリイ出会い
のシーンの背景がいきなり大転換を遂げてしまった。てか、あの親父殿のインパクトは何なんだもう。本当に、
この短い外伝の中にしか登場しないのかあの親父殿は！ちらりと出るなり存在感撒き散らして去っていって、
即座にすっかり定番の存在としてファンの間に定着。本編エピソードの過去と未来を握る存在が、完結後突如
投下され、しかもそれが一発で根を張ってしまった。あの時の衝撃はほんと凄かったなあ……ああもう、去年・
今年から原作長編読み始めたけど短編はまだだって人は、りーでぃんぐの次月に出るであろう「せれくと」４巻
タイトルになったこれを是非読んでいただきたい！絶対驚愕でぶっ飛ぶから！（笑）
　
　いやもう本当に、よくもまあ後付けでこんなものが書けたもんだ……

　そして最新刊すまっしゅ。２巻書下ろしでは、すぺしゃる＆すまっしゅ。のエピソードは掲載順に発生したもの
でないことがさらりと暗示された。おそらくそうだろうと予想されてはいたものの、ここまで巻を重ねた今になって
いきなりそのことが確実になる。物語が増殖を続ける限り、いつ何が明らかになるか、本当に分かったものじゃ
ない。これは、まさにそのことを表す出来事だったと思う。

　その他にも色々。最初の重破斬のきっかけ、獣王牙操弾の成り立ち、それがまさかああいう理由になるとか
誰が思ったというんだ……どんだけ後付けが想像の斜め上を行くんだもう！（苦笑）

　いつ何が出てくるか、それがどれ程の影響をもたらすか分からない。それがどれだけこちらの想像をひっくり
返し、また新たな疑問の種を生みにかかるのか、進み続ける限り気が抜けない。だから、今度のりーでぃんぐ
にもまた何かがあるんじゃないか、見届けるまでは安心できないと身構える。そう思わせるところが恐ろしい。

　ああもう、ややこしいな、終わりはしないな！そんな所が大好きだ！（笑）