とりとめのない話

　そういえばこっちで言ってなかった気がします。regist-search様からいらしてくださった方は
ご存知かと思いますが、共鳴は主に原作の隙間を楽しむサイトでございます。

　主に、というのは隙間とか全く考えずに書いたものもあるし、ブログのほうでは原作の話を
殆どしていなかったなーと思うからで、特に原作の話ばかりしようとは思っていないので、この表現で。

　ただ、ネタを思いつくのは原作の方が多いんですね。


　
　

　原作は、隅々までぎっちり書き込んでしまうと想像の余地がなくて面白みがなくなるから
書かない部分もある、と明言されているとおり、実に思わせぶりに出来事の間に隙間がはさんであって、
そこで何があったかをねちねち考えるのが楽しいのです、ここの管理者は。

　で、その結果、こんなこともあったんじゃないかなーというのを書くと、結果的に原作ベースになると。

　それにしても、いくら隙間好きとは言え、１巻でリナが疲れて寝てから数日後３人はアトラス・シティ目前まで
来ていた、という箇所だけで２つ小話を出したあたり変態くさいと思います我ながら。
　けどここの数日間は本当に興味深いんですよね、魔王なんてものを倒したというとんでもない出来事の
直後で、３人とも現実感わかないだろうし、リナとガウリイはまだこれからどうするかも固まっていないし、
ゼルに至っては心中浮いたり沈んだりさぞ色々あったんじゃなかろうかと思うともうお腹一杯です。

　と、こんな罠に嵌ってしまうくらい、本当に神坂先生は隙間を作るのが巧いと思います。隙間の王という
称号を差し上げたいくらいです。
・・・即効拒否されるのが目に見えますね、なにこの微妙すぎる称号。

　それはともかく、そういう感じで書き出したので、短編「挨拶」のアメリアは原作口調になっています。
正直アメリアはアニメの丁寧語の口調のほうが頭の中に馴染んでるので、こういう口調で合ってるんだか
心配ですが、４巻直後のリナとガウリイとアメリア３人道中の間でないと成立しない話だったので、この口調で
書いてみました。

　こんな感じに原作系の小話と、アニメその他への叫びが混じる妙な所ですが、訪れる方に少しでも
にやりとしていただけるものがあればなと思います。