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2024/11/23 (Sat)
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2009/06/28 (Sun)
 書いてみたら後半も異様な長さに。今回もう開き直ってやりたい放題脱線しております。諸禄は私の備忘録
でもあるので、自分が忘れないために書きます!書き留める!(ぐっ)

 しかし第1話の感想書いたとき、この先はこれだけの量は書かないと思うとか言ってたのは誰だ・・・?別人格
ですね!(断言)

 アイキャッチのお掃除オゼルから鍵付きファンシー日記帳を隠し抱えるアベルにBパート初っ端吹く。ほんと「子供」の立場なんだなあアベル。思春期はもう終わってそうな年齢と見受けるんだが(笑)

  • 場面は戻って夕暮れのランザード邸、アメリアとゼルは未だチェス勝負を続けてる…と思ったらアメリアがチェックメイト!はははやっぱりゼルよりアメリアの方が強いのねー!とここでまた小躍り。や、絶対そうだと思ってたんですよ、何だかんだ言っても姫君はこういうの強そうですよ、そしてゼルは冷静に駒進めてるつもりで迂闊な手を打ってしまうと思うんですよ!(笑)てかこの勝負、アメリアの手元にナイトの駒がひとつ取られているだけで、他の駒は取られてない=まだ勝負始まって間も無い=始まって早々にキングの守りがら空きになった、ってことかゼル?てかビショップ動かしてルークの進路が思いっきり空くって・・・一目で危険と分かるだろもうちょっと全体を読め、大体左側がら空き過ぎだ!(笑)にしても「そこを何とか。頼む!」「ダメです」の食い下がりとNOのやり取りを聞いたとき、この二人の中の人が緑川さんと鈴木さんで本当に良かったと思った、良い仕事しすぎです特に緑川さん(笑)
  • そんな風に半日チェスやってたと思われるのに進歩のないゼルは置いといて(おい)夕暮れが深まり行く中、街に響く鐘の音に円柱と門の立ち並ぶ道。やっぱり、ヴェゼンディの街並みは見れば見るほど北イタリアの都市に見えて仕方ない。高台から見下ろした所とか、ほんと似てる……そっくりです。そしてとても綺麗。何て目の保養になるのこの回。
  • その高台の広場に佇むリナガウポコと「尾行されてたとは知りませんでした」と背を向けているオゼル、振り返って、尾行の理由を聞くかと思いきゃ「リンゴとオレンジどちらがいいでしょうか」と、さっきの悩みの続き。まだ悩んでたんだってか、やっぱ自分じゃこういう判断が出来ないようになってるのねと思いきゃ「わたくし、味が分からないんです」と衝撃の告白。待てオゼル、朝方アベルに夕食の用意について喋ってたってことはあんたが用意するんじゃないのか味分からずに調理するのか?いやランザード邸には料理人くらいいるだろうからそっちはともかく1話のズーマピラフは大丈夫だったんかっ!?……と一瞬盛大な突っ込みを入れそうになりましたが(入れたが)まあ考えたらレシピ知っててその通り忠実に作りゃあ、それなりに無事な料理が出来るよねえと、うん。あー良かった(笑)←何が。 
  • そんなオゼルに「どっちでもいいんじゃない?」「両方選べばいいんだよ」「迷うことはよくあるからな」と三者三様の答えを返す3人。これはオゼルにとっちゃあ答えにならなくて更に混乱するんじゃないかと思ったものの、オゼルは「なるほど。人間でも迷うんですね」と、そのことに納得が行った模様。これ聞いて、ああやっぱりオゼルはお人形で、人間の思考は分かってないんだなあと。迷うよ、思いっきり迷いますよ、人間だもの。本来、決められたパターンに沿ってしか行動しないようになってる人工物であるオゼルの方が迷いも何も無い筈なのに、それが分かってないんだなあと。TSのロボット達は経験を重ねて「成長」していくように作られてて、行動パターンも好みもその経験によって変わっていくものだったけど、オゼルはやっぱり人形ということで、成長したり変化したりするようには作られてないんだなあ、とこれを聞いてしみじみした。
  • しかしさっき壷を壊してたのは「自分でも分かりません。最近壷を見ると不思議な気分になって、つい」ということで、説明できない気分ってのはオゼルの中に生まれることもあるらしい……いやちょっと待て、うっかり流しそうになるけれど、それ「つい」で済むことじゃないから、お店のおじさんにはどう言い訳したんだろうってか弁償したか?(苦笑)それも自分で払ったか、リナが払って貸しにしたんだろうか?
  • でもって、オゼルの中では「壷を守る」よりも「壷を壊す」衝動の方がどんどん強まってきてるってことで良いのだろうか?
  • 「尾行もばれちゃったことだし、この際色々聞きたいのよね」と質疑応答の時間に入るリナ。「ズーマの目的は何?」「分かりません、わたくしは壷をラドック様の元へ持って行け、と命令されただけ。断る理由がありませんから」「あ、そ」という一連の会話を聞いた辺りで、初見の時、ん?と首を捻った。この時まで私、オゼルはズーマ=ラドックと知らされた上で、壷をヴェゼンディの家まで持って行け知らないフリをしろ、と命令されてると思ってたんですよね。けどこの時、もしかして違う?オゼルも知らないまま命令されて今に至るのか?と疑問がわいてきて、この後のシーンでそれが確信に。となると本当にズーマは回りくどいことしてるんだなあと。オゼルにズーマ=ラドックと教えて口裏を合わさせたほうが色々と楽なんじゃ…?と思ったけれども、考えたら、そうしたらリナ達がラドックに疑問を抱いた場合にオゼルにそれを問いただしたら、もしかしてオゼルは淡々と事実を回答してしまうのかもなあ、だからそれは危険だと思って出来なかったのかもなあと。口封じをしておいても、何か関係の或る情報をぽろっと回答されてしまうか不自然な「言えません」を繰り返すかして、それで気付かれる危険もあると判断したのかもなあ、人形ゆえの融通の利かなさってのを、短い付き合いの中に学んだんだろうなあ、こう考えると苦労してるなあズーマ(違)
  • 「次の質問、あたしたちに冥王の壷を壊せって言ったのは何故?」と、そのものずばりのリナの質問。真っ向からこれを聞くのは、これが初めてなんですよねー。今までオゼルと遭遇したのって、本気でドサクサの中ばっかりだったし。このメイドさんは常に暴走気味かギャグ気味だったし(笑)けれど、長い沈黙(シミュレーション?)の結果は「まだお話すべき時ではない」ということで、答えられない状態、ということで、質問を切り替えるリナ。この質問の切り替え方、重ね方、この場面のリナの喋り方の運びが本当に上手い。シナリオへの満足度ってこういう所にこそ出ると思うんですよ。大げさな台詞をひとつ言わせるよりも、こういう滑らかな会話を成り立たせる方がきっと難しくて、そして、ずっと話に引き込ませる効果があると思う。この回、街の風景の綺麗さ、雑魚寝の模様とかの満足ポイントが異様に高いけれど、シナリオのレベルもかなり高いと思う。そう感じられるのがとても嬉しい。
  • だって、魔族についての心当たりは……と、また長い沈黙の後、迷いなく「ありません」「どうして、落ち込んでいるのですか」と、己のテンポがどれだけ人をがっくりさせるのか全く理解してないオゼルとか素晴らしい(笑)
  • ついでに、ずっとリナのショルダーガードに乗ってたのに、リナががっくり肩を落としてずれた時からそのままのポーズで滞空してるポコタの様子とかも素晴らしい(笑)
  • 再びランザード邸、再びのチェス……そして再びのチェックメイト。しかも再びルークでのチェックメイト!どんだけ同じ手を食ってるんだゼルー!?(爆笑)今回はアメリアの駒も減ってるっぽい、さっきの「待った」を容れてもらって持ち直したのか?しかし何回も「待った」してもらったんだゼル……!うんやっぱりこういうの弱いんだってか姫君が強いんですねやったー!(大喜び)そうそう、アメリアはこういうのサラッと強くあって欲しいと思うんですよ個人的に。ああもうこの回、どれだけツボを付いたら気が済むの……!(身悶え)
  • それにしても、他のキャラのチェスの強さの順位はどうだろう。姫君の法則で言えばナーガも強かったりするんだろうか意外と?(笑)あとガウリイはルールも何も分からないけど、たまにカンだけで勝ってしまうとかあったりするかもしれないなあと(笑)リナは安定して強そうだけど。うわあ考え出すと凄い楽しい、本館の人々の強さパラメータにいっそチェスの項目も加えるかー?と思ったけれども、共鳴の人々はチェスなんかしないよなあつまらん終わり、とこの数秒で脱線して妄想して帰ってこれましたこの場面の威力も凄いと思う(笑)
  • そんなこんなで、ゼルの黒駒がいかにも追い詰められて固まってる感じが素晴らしい盤上が光り出し、「あいにくこっちも待ったなしでね」と聞こえ来るグドゥザの声と共に、結界に取り込まれるゼルとアメリア。えーと、黒たまごのひととグドゥザの登場よりも、これじゃゼルの負けがごまかされるじゃないかアメリア後でちゃんと念押しよろしくー!という点のほうが一瞬勝った私は岩に容赦ないにも程があると思った(笑)
  • 「お前たちの目的は何だ。ズーマがらみか、それとも壷か!?」「それは我らに勝って初めて聞けることだな」「残念ながらそれは叶わぬ。貴様らの命はここで潰えるのだからな!」と、魔族二体の口上。うーん、デュグルドがなんか普通の悪役っぽくなってる気がする。小粋さを、デュグルドには是非もっと小粋さのある口調を希望する(笑)
  • 「上等だ。行くぞアメリア」「はい!」と、完全にバトルモードに入る二人が映った瞬間、視点は再び高台のリナ達のもとへ。って、ああっ、手乗りポコター!(ぐっ)この辺から私、血がたぎったり喜んだりでメチャクチャ忙しかったです(苦笑)
  • 「冥王の壷に眠るレゾの魂を蘇らせる方法は?タフォーラシアを救うことは出来るのか?」と、ポコタにとっての本筋そのものの質問。魂開放はツボ割れば良いんじゃあ。この質問も「分かりません」なオゼルは本当に壷そのものにしか興味を持たされて無いんだなあと。「レゾ様の魂を蘇らせること、それはすなわち」と言葉が切れるオゼル――これはもう魔王復活ってことで良いんですよね?まさかまた明後日の方向に突き抜けては行きませんよね?もう完全にOPの映像どおりになっていくのかなあと思ったら。来たー!
  • ああもう、この時後ろの気配に気付いて振り返るガウリイとリナの表情と動きが素晴らしい!しかもガウリイの方がリナより半瞬早く気付いてる辺りなんて何て素晴らしいの!分かってる、この回本っ当に分かってらっしゃるありがとうー!(諸手を上げて万歳)その上、この直後のガウリイのカットてばもう……本当に久々に、敵襲に気付くと同時に顔引き締めて剣に手をかけるガウリイってのが描かれた気がするってかこの時のガウリイのカットは私の中で最高クラスの良い表情ー!(悶絶)これ見た瞬間、ようやく4話の印象がかなり払拭されたよしこのまま忘れよう!
  • 「いるんでしょ、そこに」「いるとも、ここに」「来てあげたわよ。あんたの望み通り」うわあ一耳で浮かぶ原作の原文、けど見事にEVO-Rのシナリオに織り込まれたこの台詞、この回、ってかこれまでのヴェゼンディ編、本当に原文の織り込みとアレンジが上手い……!
  • そしてその流れを全く遮ることなく突入する戦闘シーン!ズーマの突撃とリナの回避、間髪いれずフォローの火炎球を放ち、光の剣レプリカパスと、ガウリイの「光よ!」までがまさに一瞬の攻防サンキューポコタ!(握り拳)見たかった、私はこういうのが見たかったんだ……!初見の時から見る度に泣きそうってかもういい泣きます嬉しい涙は好きなだけ流す!(笑)
  • 「あんた、やっぱりズーマの味方!?」「いえ、契約は終わっていますから」「じゃこっち手伝って。貸し一なんだし、あたしたちがいないと困るでしょ!」「分かりました」――この会話で、初見の時目を剥いた。この時、確実にオゼルがズーマとラドックを分けて認識してるのが一発で分かったのと、本当に契約が終われば関係が無いんだやっぱり人形だ!と完全に分かって。今回の会話、本当に上手すぎる……!
  • オゼルは手を刃に変えて、リナは「行くわよ!」と激を飛ばして。その流れのままにズーマに肉薄して刃を振るうオゼル。個人的にはREVOの時の「ご注意ください」というあの理不尽すぎる台詞をもう一回聞いてみたいもんですが(笑)そういうギャグが全く入らない今回のテンポが何というハイクオリティ!(感涙)
  • オゼルとズーマの交差は、互いの服をかすった一撃が入って互角?てかズーマは内心、リナが即座にオゼルに手助けを呼びかけたことにイラっと来てそうだなあと。そこに即座に気付くな呼びかけるな邪魔だ!って感じに思ってそうな気が。
  • リナの呼びかけに応えて即座に振動弾(ダム・ブラス)を打ち込むポコタ、その着弾の土煙を煙幕にして一撃を放つリナ。本当に、ついにポコタとも連携が取れるようになってきたんだってか、ここまで「連携」と呼べる戦闘シーン、これまでシリーズ含めても屈指だこの場面……!(見直しながら号泣しそう)そして煽りを食らって一発で崩壊する街のシンボル鐘楼……南無。しかしこの威力、鐘楼自体の老朽化もありそうだけれども、どんだけキッツイ一撃を人体に放つ気だったんだリナー?(汗)
  • リナがズーマの方を振り向いた瞬間、視点は結界の中の交戦へ。流れるがごとく切り替わる映像と音楽。ここ、感想書くために見直すまで音楽の切り替わりを全く認識していなかった。その位画面に見入っていたし、全く切り替わりを感じない。止まらない!途切れない!そして何もかもがきちんと結びついてる!(大興奮)
  • 結界の中では、呪文戦。ゼルの烈閃槍(エルメキア・ランス)は回避され、「貴様の技は見切った!」と背後に現れるデュグルド。しかしゼルは「そうかな」と不適に見やり、そこへ飛来するさっきの烈閃槍…!これ、発動後に任意で動かすアレンジ加えてたって解釈で良いですよね!?原作3巻でリナがコピーレゾに向かってやったようなアレンジ。ゼルにもこれが出来るんだ……!はい脱線!私実はゼル、いや原作のゼルガディスってあんまり魔法使いとして認識してないんですよ。一流の精霊魔法も使う剣士っていう解釈で、あんまり魔法のアレンジとか、変則的な使用法の実験とか、そういうのを熱心に研究してない感じがしてます。あくまで剣が主体で魔法は必要な時だけガンガン使う、っていうスタンスでいる感じに見えて、こういうアレンジまで加えた魔法を使ってくるっていう想定がなかったんですね。なのでこれ見たとき物凄くびっくりしました。しかしこちらのゼルなら全く違和感がない。というより、原作でも出来るよな、いくらなんでもこの位出来てもおかしくないよなってかこの一連の使用と不適な笑みが格好良過ぎて出来るだろうって方にいきなり天秤が傾いてどうしようかと!(笑)
  • そしてこの直後のデュグルドの闇のつぶてを両手の障壁で受け弾くゼル……待てこれ多分、霊光壁(ヴァス・グルード)?うおおだとしたらまたマイナー極まりない呪文のエフェクトが見られたことになる。ありがとう7話、ありがとう・・・っ!私は今猛烈に喜んでいる。
  • 一方のアメリアVSグドゥザ。今回のアメリアはもう、前回のなよっとした感じが完全に払拭されてて、堪らん。烈閃槍の一撃と、空中でのグドゥザの髪を身を捩って回避する動き、しなやかな着地!影から現れた髪に絡み取られた中で、必死に握り締められる拳に収束していく魔力!そして目を見開くと同時の霊王結魔弾(ヴィスファランク)の会心の一撃!
  • 断言しよう。今回のこのアメリアの一撃は、私にとってこれまでの全シリーズ中最高である。
  • そう、見たかった、こういうアメリアが見たかった!これまでずっと何かが物足りないと思ってたアメリアの戦闘シーン、それを塗り替えた一撃だった。そう、アメリアには、闘志が、欠かせないんですよっっ!(全力で主張する。引かば引けの気分である)
  • けど視点がVSズーマに切り替わった瞬間、ちょっとこける。
  • いやこれはアレですよ、アレ。私にとっての最後の砦曲のひとつ「とめられない想い」が流れたからですよorz 
  • これはもう完全に個人の思い入れによるものであって、こんなとこでこける人はいないと分かってますけれど、私の場合はこの旋律が聞こえると勝手に変なスイッチが入るようになってるので、うかつに耳に入ると危ないんですよ……そしてこの曲、確かにガウリイの曲なんですけれど、私の場合はこの曲は、TRYで使用されたシーンとも結びついてるんです。この曲に結びつく要素は<ガウリイ><混沌><エネルギー>だと勝手に思っていて、むしろ、共通する旋律を持つ「闇、無、あるいは混沌」「破滅へのプレリュード」の2曲と合わせて<混沌>と一番結びついているかもしれない。TRYで使用されたのは14話と26話。14話はダーク・スターへ向けての重破斬(不完全版)の詠唱の背景音として使用されていて(この使用はまさにベストチョイスだったと今でも思っている)、そして26話ではやはりダーク・スターとの決戦の時の総攻撃の背景音として、同時に、攻撃がまともに通用しなかったことからリナが再び重破斬の使用を思い浮かべるまでの場面を支えるために使用されました。そして、そもそものNEXT26話での使用は、ガウリイがリナ=L様へ追い縋り駆け登る場面。いずれも<混沌>とそれを呼び出す重破斬への結びつきが非常に強かった。そのイメージが強すぎて記憶から離れなくて自分でも困ってます。
  • 因みにREVOでの使用の時は、11年の時を越えてガウリイの手に再び光の剣(レプリカ)が渡りリナの元へ飛び出すシーンでの使用だったということで、<ガウリイ>の要素としっかり結びついていたと感じたのでOK。大げさだなあとは思ったけれども(苦笑)
  • という訳で、この曲にはとても思い入れがあります。そして、先の冬に勇気を出してSOUND BIBLEⅢを聴き直した時猛烈に気分が乗って、上記の3曲に共通する主旋律と、「金色の魔王」の主旋律をそれぞれ書き出し、音階とリズムを実際に右手で辿るっていうことをやったんですが、その時「あーそういうことか!何で初見の日あんなに感覚にキたのか分かった!」って納得した瞬間があって、よしいっそもっと詳細な楽譜を書き出そう!そして語ろう!とシーケンサーをDLして用意を整え向かい合ったところで挫折。楽譜のイロハを忘れ去ったことを痛感してそのまま寝込んで没。本気で綺麗さっぱり何も残ってない……わ、私本当に12年間もピアノやって6年間毎日歌ってベル鳴らしてた人間か……?あの時のショックは本当にでかかった……(寝込み)
  • 私情はともかく。脱線も一旦終えて。
  • ということで、いくらガウリイの場面であるとはいえ、VSズーマ中盤戦くらいでは、この曲を背負うには苦しいじゃないかと思ってしまって困るのですorz ……てかですね、もしかしてこの曲、REVOの使用と合わせてガウリイVSズーマ曲として使われてます、か……?だとしたら困る、とても困る、毎回こけるから(頭抱え)
  • このガウリイVSズーマ、ガウリイがあっさり喉を掴まれてしまうのは不満なのですが、REVOの時みたいに延々悲鳴を上げ続けるんじゃなくて、呻きつつも堪えて睨みつけてる表情とかが素晴らしいです。てか、髪!カギ爪にかすって散る髪に、喉を絞めるズーマの手に一筋かかる髪!かってこんなに髪までが細かく描かれたことがありましょうか!(大興奮)
  • ところでここのズーマの「同じ手は食わん」っていうのは、REVOの時の二刀流左右持ち替えのことですか…?今回ズーマ、自分自身がこの時虚霊障界(グームエオン)使ってないので、そもそも状況が全然違うから「同じ手」は使われることないって一発で分かってそうなので、この言葉の意味する所が良く分からん。
  • そこへ駆け寄る他メンバー。オゼルの一刺し「これも契約ですから」…ああっやっぱり一種の決まり文句なんだこれ!(笑)そして、ガウリイとオゼルが飛び退くタイミングとスピードが絶妙すぎる。スレイヤーズ、本当に今スレイヤーズっっ!(落ち着け)
  • ここへ飛来するリナとポコタの爆炎矢(ヴァ・ル・フレア)!はいしつこく脱線。この呪文、11年来私を悩ました呪文でありました(笑)TRYの1話でリナがフィリアに向けて放った「ルーン・フレイア」の声がどうにも「ヴァ・ル・フレア」に聞こえて仕方なくて、エフェクト的には爆炎矢の方が合ってる気がするなあうーん、とずっと悩んでました。しかしREVOでの炎霊滅鬼衝(ルーン・フレイア)の使用と、先の冬でTRYのDVD-BOXを入手して1話を見直して、ようやっと「ルーン・フレイア」と納得が行ってめっちゃくちゃスッキリしましたお汁粉で乾杯しました!(笑)こんなマイナー呪文同士で延々悩んでる自分がアホだと思いつつも、この手のことが楽しいから止められん!(笑)
  • これを虚霊障界(グームエオン)によって防ぐズーマ。よっしゃこの呪文も効果直ってる!(万歳)効果が消えると共に、「遊びは終わりだ」と構えるズーマ……おめでとうズーマ、おめでとうアニメズーマ、ここにきてようやくあなたのことをシリアスキャラだと認識できるようになりました今まですみませんでした。でも半分はあなたの必死のアピールが悪いと思うそこは譲らない。
  • この時「こっちだ!」と駆け寄って来る人の声。これでズーマは引き際を悟って退却。退却方法も至極真っ当な逃げ足。うーん、やっぱり魔族と同化はなさそうな気がますますしてきたってか、REVOの時は本当にズーマの身に何が起きてたんだろう……忘れよう、うん(ずずっ)←茶
  • 鐘楼が見事な崩壊を見せたため、当然「ちょっと一緒に来てもらおうか」「やっぱそうなるか」と自警団の詰問体制が。これ見たとき、私この鐘楼の修復費が雇用者責任でラドックさんの所に回って、その巨額の費用にラドックさんが激怒して、原作の「家は壊すわ殺し屋は逃がすわ!」が「街は壊すわ殺し屋は逃がすわ!」っていうアレンジになるのかと思った(笑)大金持ちにランクアップした分、かかる経費も巨額にされたのかしらと(笑)見事に外れてましたが。
  • 結界の中の戦いも、デュグルドとグドゥザが引いて、現実空間に帰還。決着つけないで去るってことは、やっぱこの二体はラドック不在のカモフラージュと時間稼ぎのために呼ばれたってことで良いんでしょうかね?だとしたらうーん、一体何の利益があってズーマ=ラドックの言うこと聴いてるんだろうこの二体?
  • 結界が消え、気絶したアメリアに回復呪文(ゼルのことだから治癒?)をかけるゼルに、起き上がるアメリア…今回の一連の二人を見て、これまでにゼルアメ界から色々とEVO-R関係のものがにじみ出て来てた理由を心底理解。ちなみに見ながらとても羨ましかった(笑)
  • 現れたアベルに「魔族」「結界」「今までずっと戦っていた」と必死に説明しようとするアメリア、だけれども、一般人のアベルにそれが分かる訳なく、ラドックさんが遮るまでの口論に。そこへ帰ってくるリナガウポコにオゼル・・・え、早っ!?って思ったらちょっと待て!それオゼルの人望くらいでごまかせる問題か、ごまかされて良いのかヴェゼンディ自警団っ!?なんか怪しい術でも使ってないかオゼル、いくらなんでも(笑)
  • そこへ聞こえる「それでもまだこのまま雇うつもり!?」のアベルの声。そしてそれに続く「そうやって、また大事なものを無くしても知らないから」の意味深な言葉……なのですが、えーと、私これもう知っちゃってるんですよねえ……orz 色々目に入ってしまったし、ついでに言うならりーでぃんぐ、多分このためのここまでの延期だったんだと思うけれども、結局DVD第4巻の発売数日前に発売したんだから、まともに見てたら大多数の人がDVDでしか見られなかった筈なんだから、結局6月20日発売じゃ意味なかったような気がするんです……泣きます。
  • 「全員固まって行動しろ」「今日はもういい、休め」と、場を収めたラドックさん、自分も夕食はもういいとオゼルを下がらせようとする。そして一礼したオゼルの目線の先に、ラドックさんが落とした血の跡が点々と……けど表情の変わらないオゼル。この血こそ、オゼルが刺した傷から出たものなんですけどね。ここでズーマ=ラドックと気付いたのかどうかは無表情ゆえ分からない……と、いうところで、7話、DVD第3巻、了。

 7話総括:大満足。

 
雑魚寝に風景の美しさにシナリオの上手さ!屈指の戦闘シーン!ああスレイヤーズっ!と叫びたくて堪らない回でした。Aパートに萌え、Bパートに燃え!ここまで、前3作含めたシリーズの中で「好きな回を挙げよ」と言われたらTRY1話、と即答してたんですけど、ここに来て、EVO-R7話とで物凄く迷うようになりました。この回、大好きだ…!これが言いたかった、ずっとこれが言いたかった!(握り拳)
(ちなみに「思い入れのある回」はまた別で、こっちはひたすらNEXT25話。揺るがない)

 さあ、これで次に進める。あまりにも前評判の高い第8話。次回予告からして気になって仕方がない。水流に頭から飛び込むリナ?これが何を意味するか良い意味で全く予想が付かない。見たい、見たくて堪らない…!

 けど余りの評判の高さに、見るのに勇気が必要で、そして同時に別のためらいが。目の前にあるDVDの包み、これを開けるのはあと二回だけ。次に開ける時はもう最終巻、この時何を思うのか自分で全く想像がつかなくて、それがどうしようもなく怖い。最速リアルタイム組の方々は、是非もなく当日に最終話を迎えられたと思うのだけれども、後発DVD組は見るも見ないも自分で決めるものなので、本当に、どういう覚悟を決めて見ればいいのか分からない。今からとても悩んでます。

 まだ見られる、もう一度見られる、ならばいつ見よう。この贅沢すぎる悩み、最後の最後までじっくり付き合ってやりましょう。

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