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こむらがえりが治まったところで、改めて新装版15巻表紙の絵のことを。
下の記事では左手ブレスレットの爆弾で驚きすぎて碌なことを書いていませんが、この新装版15巻の表紙、
これ、とても素晴らしい絵です。新しい服のリナとガウリイ、二人とも軽装だけど、リナはマントを、ガウリイは
剣と荷物をちゃんと持っていて、本編とは別の旅が始まっていることを明示する絵。本編の先に未来がある
ことを感じさせる絵。とても嬉しい衝撃を与えてくれた絵です。
ぶっちゃけ私、旧版の15巻の表紙絵、好きじゃありません。初めてこれを手に取った日から、この巻の
新装版が出ないものかとずっと思っていました。
理由は簡単、二人とも笑っていないから。
スレイヤーズ本編の最後の言葉は「明日を笑って生きてみせる」。何があっても敢えて笑って生きていく、
これがスレイヤーズのテーマのひとつ。なのに、表紙の二人は消耗した表情で、生命力が感じられない。
本編を読み終えた後で本を閉じて、表紙を見たとき、最後の言葉と表紙のギャップにどうしても納得がいかず、
どうして笑顔の表紙にしてくれなかったんだろうかと強く思いました。
その後、旧版の1巻の表紙絵が、初期のリナ単体の絵からリナとガウリイが笑ってこっちを向いている絵に
一新されたのを見ました。実はこの絵がその時からの私の中での15巻の表紙のイメージ。15巻だけは、
二人ともこんな風に笑って旅を続けている、と示してくれる絵に変わって欲しいなあ、と。新装版が出ると聞いた
時に真っ先に思ったのは実はこのことでした。
だから、今回の絵は物凄く嬉しい。
二人とも、いや背後にいるアメリアもゼルもルビアも笑っている。一新された服は、きっと本編のその先でも
何か色々なことが起こって、新しい状況に進んだことを示している。新しい1巻の絵とは違って、本編のその
先の時間、未来を想像させる絵。これこそ最終巻の絵、とやっと強く頷くことができました。
スレイヤーズという作品の凄さはある意味ここにあると思うんですよね。読んだ人の誰もが、本編の後に
続く旅があることを疑わない。完結から何年経っても、第3部は?SFCや水竜王の騎士の小説化は?と
新しい旅の話をごく自然に希望する。誰も、ゼフィーリアに行って落ち着いて終わりでしょ、とは思わない。
何年経っても変わらずにそう思わせる。どれだけ力ある物語なんだろう、スレイヤーズ。
今はもう、早くこれを手にしたい。そして全巻を並べて登場したひと達をもう一度じっくり眺め、1巻から15巻で
起こったことと、その先のことを思いたい。そう思わせてくれるこの絵、大好きです。
これ、とても素晴らしい絵です。新しい服のリナとガウリイ、二人とも軽装だけど、リナはマントを、ガウリイは
剣と荷物をちゃんと持っていて、本編とは別の旅が始まっていることを明示する絵。本編の先に未来がある
ことを感じさせる絵。とても嬉しい衝撃を与えてくれた絵です。
ぶっちゃけ私、旧版の15巻の表紙絵、好きじゃありません。初めてこれを手に取った日から、この巻の
新装版が出ないものかとずっと思っていました。
理由は簡単、二人とも笑っていないから。
スレイヤーズ本編の最後の言葉は「明日を笑って生きてみせる」。何があっても敢えて笑って生きていく、
これがスレイヤーズのテーマのひとつ。なのに、表紙の二人は消耗した表情で、生命力が感じられない。
本編を読み終えた後で本を閉じて、表紙を見たとき、最後の言葉と表紙のギャップにどうしても納得がいかず、
どうして笑顔の表紙にしてくれなかったんだろうかと強く思いました。
その後、旧版の1巻の表紙絵が、初期のリナ単体の絵からリナとガウリイが笑ってこっちを向いている絵に
一新されたのを見ました。実はこの絵がその時からの私の中での15巻の表紙のイメージ。15巻だけは、
二人ともこんな風に笑って旅を続けている、と示してくれる絵に変わって欲しいなあ、と。新装版が出ると聞いた
時に真っ先に思ったのは実はこのことでした。
だから、今回の絵は物凄く嬉しい。
二人とも、いや背後にいるアメリアもゼルもルビアも笑っている。一新された服は、きっと本編のその先でも
何か色々なことが起こって、新しい状況に進んだことを示している。新しい1巻の絵とは違って、本編のその
先の時間、未来を想像させる絵。これこそ最終巻の絵、とやっと強く頷くことができました。
スレイヤーズという作品の凄さはある意味ここにあると思うんですよね。読んだ人の誰もが、本編の後に
続く旅があることを疑わない。完結から何年経っても、第3部は?SFCや水竜王の騎士の小説化は?と
新しい旅の話をごく自然に希望する。誰も、ゼフィーリアに行って落ち着いて終わりでしょ、とは思わない。
何年経っても変わらずにそう思わせる。どれだけ力ある物語なんだろう、スレイヤーズ。
今はもう、早くこれを手にしたい。そして全巻を並べて登場したひと達をもう一度じっくり眺め、1巻から15巻で
起こったことと、その先のことを思いたい。そう思わせてくれるこの絵、大好きです。
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