更新履歴、雑記、お知らせ、メールフォームお返事等を集約。雑記は折り返し以降シリーズ全般のネタバレ満載となっております。ご注意ください。
例によって色々確認したいと思い、本編をめくりめくりとしていた訳です。
そしたら唐突にタイトル通りの事柄が気になりましたので、忘れない内にここにメモ。というか例によって例の
如く本日の疑問な話。
ええとですね。
魔族って、触れたらどんな触感がするものなんでしょう?
そしたら唐突にタイトル通りの事柄が気になりましたので、忘れない内にここにメモ。というか例によって例の
如く本日の疑問な話。
ええとですね。
魔族って、触れたらどんな触感がするものなんでしょう?
疑問の糸口は5巻、アメリアとゼロスのローブの端を握りこんでるシーンがありますよね。ここをめくった時、
はたと首を捻りまして。
ゼロスの着衣って人間が普通に使う布ではなくて、ゼロスの一部な訳です。実体を持たない魔族が物質界に
出てくる際にそれっぽく具現化させたものですね。つまり、布っぽく見えても全然まったく布じゃない。一見布の
質感を持ってやわらかくはためいていたとしても、触ってみると全然別の感触がするかもしれない。何だかやた
らともにょっとしてたり、手に存在感が感じられないかもしれない。むしろ、ちゃんと布の触感を保持してる方が
不思議っていうシロモノな訳ですよね(超今更ですが)
なのに素手でぎゅっと握りこんだアメリアは、別に何の異常も感じず握り続けてたという訳です。てことはあの
時ちゃんと布の触感がしてたってことだよなあと。それって何気に凄くないでしょうか?
あ、そこまで一々考慮して書いてないだろうっていうか展開上不要なのでカットだろうっていうのが正解だと思
いつつ、このまま妄言を進めます(笑)
仮にゼロスのローブに布の触感がしてたとすると、それって実体化してる間は意識して布の触感を作ってる
んでしょうか。着衣に見せてる部分は布っぽく、手や顔なんかの露出部分は人肌っぽく、ひとまとめにしないで
区分けして触感を作ってる?もしそうだとしたら、魔族って非常にマメに気を遣って実体化してるよなあ。意外と
ちっちゃい所で苦心してるような気がするなあと。魔族って意外と見えない所で頑張ってるんじゃないだろうか(笑)
まあ別にそんなことなくて、きちんと気合入れて実体化すると、自然と実体化したものに合わせて触感も備わ
るんでしょうかね?後は、上位魔族になるほど実体化が上手くなる=物質界のものが苦もなく再現できるように
なる、といった所でしょうか。この辺が一番妥当な気もするなあ。
まあどんな考え方を取ろうと、触感まで上手く実体化できて初めて一人前の魔族っていう感じはしますね。仮
に見た目は上手く人間形態を取れていても、ちょっと触ってみたらやけにぷにょっとしてるとかそんなんだった
ら人間界で工作活動とかろくに出来ない気がしますから。……あ、この場合は必死で接触を避け続ければ問
題ない?だからカンヅェルとかはまともにリナ達に近づかなかった?いかんこの書き方だと、カンヅェルが実は
ぷにょっとしてたとかそういう想定になってしまう。流石にそれはないだろう。ないと……思いたい(笑)
ま、アホな想定はさておき。ぱらっとめくって見たところ、人間に接触してる・されてる魔族ってゼロスとシェー
ラだったんです。実力に約4倍の差があるらしいとはいえ、共に上位魔族で人間に混じって工作活動してきた
二人。この二人は活動中、何かのはずみで人間に触り触られる可能性が高いので、実体化している魔族の中
でも触感まで念入りに作り込んでてもおかしくないなあって気がしたんですね。で、昔っから活動してたと覚し
きゼロスは一度くらいこれで失敗したことがあるんじゃなかろうかと。で、それ以来、色々触って勉強して今のゼ
ロスがあるとかだったら面白いなあと思うんです。
でなくとも、初めて実体化したばかりの魔族って、結構色々物質を見たり触ったりバラしたりして研究するん
じゃないですかねえ。半分実用、半分好奇心で。そこで初めて物質界には触感というものがあると知ったりする
ような気がする。何となく、精神世界面には触感という概念そのものが無い気がするんです。もちろん接触する
と何かしらの感触はあると思うんですが、物質界のそれとは違うような気がして。で、実体化して色々試して物
質界の五感を知り、コントロールできるようになって初めて一人前、工作活動行ってきまーすな感じになるん
じゃないでしょうか。そんな想像があります。
コントロールといえば、今回の糸口になった5巻でアメリアが握ったゼロスのローブ。読み返して気付いたん
ですが、このシーンって、ひょっとしてローブがアメリアの拳をすり抜けていったということでいいんでしょうか?
比喩的な表現の「すり抜けた」ではなく、もうそのまま、握り拳の厚みをマントが通過していったという形。思え
ばそんな感じでないと、この時のアメリアの唖然とした表情っておかしいですよね。手からローブがすっぽ抜け
ただけだったら唖然とするんじゃなくて「逃げられた」ってリアクションになるでしょうから。初読の時からこのア
メリアの反応が何だか浮いてるなーと思ってたんですが、もしゼロスがローブの触感をコントロールして手の厚
みを通過したとかだったら、このアメリアの反応がしっくり来るなあと今回初めて思いました。
仮にそうだとすると、この時って語り手のリナの見えないところ、アメリアの目の前では明らかにおかしな現象
が起こってて、アメリアはこの瞬間からゼロスが人外のものであると疑いを持ったかもしれない訳ですね。で
もってそれが読者にも見えてたら、もちろん読者もあれっと思う。ひょっとしたらこの辺も、リナの一人称形式だ
から直接出せなかったって部分だったり、しますんでしょうか……?単にこれまで私が気付かなかっただけ?
でももしも、直接出せないけど何かゼロスが怪しいよーっていうヒントっていう読み方の方が正しかったとした
ら……分かりにくいですよ!ヒントって気付くのに難易度高いですよー!無論全て妄想ですけどもー!!(笑)
ところでもし、本当にアメリアの拳をローブが通過してたんだったら、この部分映像化したら面白いんじゃない
でしょうか。まだゼロスが「魔族です」ってカミングアウトしてない頃に、アメリアの拳をローブが明らかに具現化
してない状態ですり抜ける→目にしたアメリアと視聴者だけがあれ?今の?あれ?っと慌てる。そんな一コマ
があったら、一発でゼロスのイキモノとしての胡散臭さが出て、見ながら「あれ魔族でしょ」「いや一応人間で
しょ」みたいな推測をしながら展開を追ってくとか、そういう効果があるんじゃないでしょうか。あ、何か自分で書
いててすごく見てみたくなってきた。妄想もここまで行くと立派だと思う(笑)
他にも魔族に触ってどうかと言えば、二次では時折見る「肌に血が通ってなくて冷たい」とかもどうなんでしょ
うね?本編めくってみた感じでは、ゼロスもシェーラも接触場面でそういう描写をされてはいなかったので、案
外人肌の触感と温かさがあるのかも。それともリナが描写してないだけで、実はやっぱり冷たいのか。この辺も
個体差によりそうな気もしますけれどねえ。ううん。
考えれば考えるほど、首を捻れば捻るほど分かりません。魔族って不思議すぎるイキモノです。
はたと首を捻りまして。
ゼロスの着衣って人間が普通に使う布ではなくて、ゼロスの一部な訳です。実体を持たない魔族が物質界に
出てくる際にそれっぽく具現化させたものですね。つまり、布っぽく見えても全然まったく布じゃない。一見布の
質感を持ってやわらかくはためいていたとしても、触ってみると全然別の感触がするかもしれない。何だかやた
らともにょっとしてたり、手に存在感が感じられないかもしれない。むしろ、ちゃんと布の触感を保持してる方が
不思議っていうシロモノな訳ですよね(超今更ですが)
なのに素手でぎゅっと握りこんだアメリアは、別に何の異常も感じず握り続けてたという訳です。てことはあの
時ちゃんと布の触感がしてたってことだよなあと。それって何気に凄くないでしょうか?
あ、そこまで一々考慮して書いてないだろうっていうか展開上不要なのでカットだろうっていうのが正解だと思
いつつ、このまま妄言を進めます(笑)
仮にゼロスのローブに布の触感がしてたとすると、それって実体化してる間は意識して布の触感を作ってる
んでしょうか。着衣に見せてる部分は布っぽく、手や顔なんかの露出部分は人肌っぽく、ひとまとめにしないで
区分けして触感を作ってる?もしそうだとしたら、魔族って非常にマメに気を遣って実体化してるよなあ。意外と
ちっちゃい所で苦心してるような気がするなあと。魔族って意外と見えない所で頑張ってるんじゃないだろうか(笑)
まあ別にそんなことなくて、きちんと気合入れて実体化すると、自然と実体化したものに合わせて触感も備わ
るんでしょうかね?後は、上位魔族になるほど実体化が上手くなる=物質界のものが苦もなく再現できるように
なる、といった所でしょうか。この辺が一番妥当な気もするなあ。
まあどんな考え方を取ろうと、触感まで上手く実体化できて初めて一人前の魔族っていう感じはしますね。仮
に見た目は上手く人間形態を取れていても、ちょっと触ってみたらやけにぷにょっとしてるとかそんなんだった
ら人間界で工作活動とかろくに出来ない気がしますから。……あ、この場合は必死で接触を避け続ければ問
題ない?だからカンヅェルとかはまともにリナ達に近づかなかった?いかんこの書き方だと、カンヅェルが実は
ぷにょっとしてたとかそういう想定になってしまう。流石にそれはないだろう。ないと……思いたい(笑)
ま、アホな想定はさておき。ぱらっとめくって見たところ、人間に接触してる・されてる魔族ってゼロスとシェー
ラだったんです。実力に約4倍の差があるらしいとはいえ、共に上位魔族で人間に混じって工作活動してきた
二人。この二人は活動中、何かのはずみで人間に触り触られる可能性が高いので、実体化している魔族の中
でも触感まで念入りに作り込んでてもおかしくないなあって気がしたんですね。で、昔っから活動してたと覚し
きゼロスは一度くらいこれで失敗したことがあるんじゃなかろうかと。で、それ以来、色々触って勉強して今のゼ
ロスがあるとかだったら面白いなあと思うんです。
でなくとも、初めて実体化したばかりの魔族って、結構色々物質を見たり触ったりバラしたりして研究するん
じゃないですかねえ。半分実用、半分好奇心で。そこで初めて物質界には触感というものがあると知ったりする
ような気がする。何となく、精神世界面には触感という概念そのものが無い気がするんです。もちろん接触する
と何かしらの感触はあると思うんですが、物質界のそれとは違うような気がして。で、実体化して色々試して物
質界の五感を知り、コントロールできるようになって初めて一人前、工作活動行ってきまーすな感じになるん
じゃないでしょうか。そんな想像があります。
コントロールといえば、今回の糸口になった5巻でアメリアが握ったゼロスのローブ。読み返して気付いたん
ですが、このシーンって、ひょっとしてローブがアメリアの拳をすり抜けていったということでいいんでしょうか?
比喩的な表現の「すり抜けた」ではなく、もうそのまま、握り拳の厚みをマントが通過していったという形。思え
ばそんな感じでないと、この時のアメリアの唖然とした表情っておかしいですよね。手からローブがすっぽ抜け
ただけだったら唖然とするんじゃなくて「逃げられた」ってリアクションになるでしょうから。初読の時からこのア
メリアの反応が何だか浮いてるなーと思ってたんですが、もしゼロスがローブの触感をコントロールして手の厚
みを通過したとかだったら、このアメリアの反応がしっくり来るなあと今回初めて思いました。
仮にそうだとすると、この時って語り手のリナの見えないところ、アメリアの目の前では明らかにおかしな現象
が起こってて、アメリアはこの瞬間からゼロスが人外のものであると疑いを持ったかもしれない訳ですね。で
もってそれが読者にも見えてたら、もちろん読者もあれっと思う。ひょっとしたらこの辺も、リナの一人称形式だ
から直接出せなかったって部分だったり、しますんでしょうか……?単にこれまで私が気付かなかっただけ?
でももしも、直接出せないけど何かゼロスが怪しいよーっていうヒントっていう読み方の方が正しかったとした
ら……分かりにくいですよ!ヒントって気付くのに難易度高いですよー!無論全て妄想ですけどもー!!(笑)
ところでもし、本当にアメリアの拳をローブが通過してたんだったら、この部分映像化したら面白いんじゃない
でしょうか。まだゼロスが「魔族です」ってカミングアウトしてない頃に、アメリアの拳をローブが明らかに具現化
してない状態ですり抜ける→目にしたアメリアと視聴者だけがあれ?今の?あれ?っと慌てる。そんな一コマ
があったら、一発でゼロスのイキモノとしての胡散臭さが出て、見ながら「あれ魔族でしょ」「いや一応人間で
しょ」みたいな推測をしながら展開を追ってくとか、そういう効果があるんじゃないでしょうか。あ、何か自分で書
いててすごく見てみたくなってきた。妄想もここまで行くと立派だと思う(笑)
他にも魔族に触ってどうかと言えば、二次では時折見る「肌に血が通ってなくて冷たい」とかもどうなんでしょ
うね?本編めくってみた感じでは、ゼロスもシェーラも接触場面でそういう描写をされてはいなかったので、案
外人肌の触感と温かさがあるのかも。それともリナが描写してないだけで、実はやっぱり冷たいのか。この辺も
個体差によりそうな気もしますけれどねえ。ううん。
考えれば考えるほど、首を捻れば捻るほど分かりません。魔族って不思議すぎるイキモノです。
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