ろいやる2あったー!!
ありました。ありましたよろいやる2!先週散々探して見つからなかったので、気長にやるか・・・と腰を据え
かけたところで、ふらりと入った店で発見。凄い速さで手に取りレジへGO。うわー諦めなくて良かった。先週
探してる時、途中で2回わんだほ~が攻略本とセットで売られているのを発見してつい代わりに買いそうになり
ましたが、止めといて良かった!流石に今は買ってももう一度あれをやる余裕も体力も無いんだよ!(笑)
という訳で、無事入手したところで早速スタート。第一の目的は大本の原因となったメディジュエルの確認を。
序盤の町で登場するという情報をお寄せいただいたので、まずはそこまでサクサク進行。そして確認できました。
以下覚え書き。
【メディジュエル・ゲーム内解説】
金貨では持ちはこぶのがふべんなため、考え出された宝石のひとつ。1個で金貨100枚の価値がある。
ただし買う場合は手数料がかかるため少し高め。
(買値:レイナードシティ金貨100・銀貨10、ミルンハイム金貨100・銀貨15。売値:共に金貨100)
・・・交易だの長距離取引だのといった単語は己の妄想で補っていたようですが大意は間違ってなかったらしい。
よーしすっきりしたー!!この手のことは確認できないとひたすらモヤモヤが残るんで早めに決着をつけられて
ほんと嬉しい。つーか今思い出してうんうん唸るくらいなら念のため一言一句記憶してから手放せ自分!(笑)
さて現在すっきりできたところで心穏やかに進行中なのですが、これが、面白い。記憶していたのより当人比
にして1.8倍くらい面白い。ひょっとしたらやっぱりろいやる1よりこっちの方が好きかもしれない・・・ただし当時
疲弊したイベントは終盤あたりに来るはずだし、まだまだ油断はできません。しかし、記憶よりも面白いなんて、
嬉しい誤算もあったもんです。こういう副産物があるなら、あやふやな記憶もちょっとは良いもんだ(笑)
さて、実際にプレイし直してみて面白いと感じるのがやっぱりバトルモード。すっかり忘れていたのですが、2は
1からバトルシステムに大きく改良が加えられていたんですね。ろいやるシリーズはキャラを操作して魔法を使える
訳なんですが、実は1と2では大きな違いがあります。それは呪文詠唱にかかる時間の前後。1・2とも魔法を使う
と、詠唱のため魔法のランクに応じて待機時間が発生するのですが、1では魔法を使った後にそれが来ます。つまり、
何故か魔法を使った後に詠唱時間が発生する。1はこの点がどうにも気に入らなかったのですが、2ではそれが改良
され、魔法を使う前に詠唱時間が発生するようになっていて、よりスレイヤーズ的なバトルが楽しめるようになって
いました。これがまず何より面白くなっている点。
しかし・・・2再プレイを始めて改めて思うんですが、何ちゅう細かいゲームだこれ・・・キャラ一人一人の魔法
設定が全部違うんですよ。使用可能な魔法の種類ってだけじゃなくて、威力・詠唱時間・効果範囲の全てが少しずつ
微妙に違う。例えば火炎球は詠唱時間はほぼ同じでも、リナのはゼルの倍の威力があるし、列閃槍なんかはゼルの方
がリナより少し詠唱時間が長い代わり威力が高い。同じ名前の魔法なら同じ威力・詠唱時間・効果範囲ということが
ひとつもなくて、キャラの特性ごとにひとつずつ設定されているんです。1でもそれは同じなんですが、2はそれが
もっともっと細かくなっている。凄いぞこれ・・・そういえばろいやる発売当時、一般的な評価を見てみたくなって
ゲーム雑誌のレビューをいくつか読んだんですが、「魔法の使い方が複雑で分かりにくい」って言われてた覚えが。
そりゃスレイヤーズ知らない人には分からんでしょう・・・あ、あと「キャラが説明もなく出てきて混乱する」とか
「これほど食事ばっかりしているゲームははじめてだ(笑)」なんてのもありましたっけ。つーか、ファンサービス
要素を多大に含んだキャラゲーを、その大元を知らない人にやらせてもそりゃ面白さが分かる訳ないだろうに(笑)
実際、そこでの評価は高くなくて5段階評価で2.5点とか3点とかだったような。多分スレを知ってる人がプレイ
してレビューを書いたら、もっと高得点が付いてたんじゃないかと思えてなりません。
そういえばゲーム中魔法それぞれの説明を読むのが面白くて色々見てみたんですが、黒魔法はどれも説明の最後に
「まちがっても、黒魔法を人間相手に使うのはやめましょう」という推奨が付きます。そう、あくまでも推奨(笑)
使用不可にはならないのが恐ろしい・・・町中や洞窟だと自動的に竜破斬なんかの大型危険呪文は自動で使用不可に
なるんですが、同じように人間相手では黒魔法が使用不可になったりすることはありません。何だこのある意味原作
に忠実なシステム(笑)きっと制限かけると敵が避けた流れ弾に当たってもダメージがないとか不自然なことになる
ので不可能なのかもしれないけど、それにしてもあくまで推奨に留まるのがスレイヤーズ(笑)そういえば私、1で
うっかり座標指定間違えて思いきりゼルに覇王雷撃陣を当ててしまって戦闘不能になったことがあるんですが、その
時のゼルの倒れ際のボイスが色々諦めた声音の「お前なあ・・・」で、悪いけど大笑いした(笑)味方にやられるの
前提でボイスがちゃんと用意されてるとは。流石パッケージに「敵も味方も巻き込む」って書いてるだけありますよ
ろいやるシリーズ(笑)ていうか本当にあの声音はな・・・(笑)あ、因みにゲーム中にはボイスがふんだんに用意
されてる訳なんですが、2でリナが「リカバリィ」って言う時のボイスは凄い綺麗な音だと思います。林原さん良い
仕事しすぎ。つか緑川さん始め他の皆様も良い仕事しすぎ。これ聞けるだけでもプレイしていて十分楽しい。
そして、バトルモード以外もやっぱり面白いですね。キャラ同士の会話挿入も1より増えてるし、サブイベントも
増えている・・・サブイベントといえば、前記事で書いたラマン草採取イベントを既に終えたんですが、草の名前は
合ってたし、ゼルの台詞もおおむね合ってた・・・なんで本筋に関わる塔の「ガーディアン」の名前は忘れてデーモ
ンとか言ってるのに、ラマン草は覚えてたんだ自分・・・普通メディジュエルとかラマン草は忘れてもこっちは忘れ
ないだろうに(苦笑)というかプレイしてて分かったんですが、ラマン草採取イベントやくろがねのこう石で剣作製
イベントなんかはがっつり覚えてるのに、本筋思い切り忘れてました自分・・・orzまあ良し、おかげで新鮮な気持ち
でプレイできてます(笑)
それにしてもつくづく思うんですが、やっぱり私はルークとミリーナの登場するろいやるがやりたいです。この中
ならアニメ設定寄りの4人組との競演が可能じゃないかとか、ボイスやムービーで二人が見たいとかも勿論あるんで
すが、この中でルークとミリーナが操作できたら絶対にろいやるはより面白くなる。
ゲーム中ですね、対魔族戦、対デーモン戦なんかになると、自然と使う魔法がワンパターンになってしまうんです。
通常戦では皆延々と列閃槍ばっかり撃ち続けたり、ボス戦ではゼルとアメリアが延々と崩霊裂ばっかり撃ち続けたり。
効果がある魔法、威力のある魔法ってなるとどうしてもこの辺に偏ってしまうんです。原作&アニメの忠実な再現で
あるともいえるんですが(笑)ゲームとしては色々な魔法があってキャラごとに色々使うほうが絶対に面白い。さて
そこでルークとミリーナです。この二人は他と重ならない魔法が多い多い。特にミリーナ、彼女は長編ではリナに次
ぐ使用魔法の豊富さを誇ります。そして何より精霊魔法/精神/物質は、ミリーナしか使わなかったものがいくつも
あります。ルークも魔王剣を筆頭にまたしかり。二人を操作してこうした魔法が使えたら、バリエーションが出て、
絶対に面白くなるのではないかと思えてならなくて。
いやぶっちゃけ早い話、私ミリーナの魔法色々使ってみたいんですよ(笑)特に雷花滅撃吼(ラザ・クロウヴァ)
とか。ミリーナの呪文って、長編で一度しか登場しなくてしかも描写最小っていう生殺しが多いじゃないですか気に
なるんですよ!(笑)それに描写ゼロなのに「えんさい」の解説を見たら物凄く細かい効果設定がされてて、なんで
これが一度っきりの登場に留まったんだろう勿体無い・・・と思うことがあるんですね。特に、この雷花滅撃吼なん
ですが、「精神と肉体の両方にダメージ、余程の体術を身に付けてない限りかわすのは不可能」なんて書いてあって
使いでがありそうなのに(その割に長編であっさりかわされてましたが)一度きり描写ゼロ。ついでに同じように一度
しか使われていない魔法でも、呪霊四王縛(アストラル・ブレイク)はTRY14話でゼル、炎呪封殺(フレア・シール)
はREVO12話でシルフィール、そして炎霊滅鬼衝(ルーン・フレイア)はTRY1話でリナ・REVO11話でポコタが使用
しているというのに、雷花滅撃吼と列閃牙条(ディスラッシュ)は今の所登場してなくて絵で見たこともないのでより
気になるんですね。列閃牙条は列閃槍の拡大版って書いてあって、あれに似てるんだなーという感じで終わるんですが
雷花滅撃吼はどんな絵になるんだろう見てみたいと思う訳なんです。この魔法、あまりに気になるので私本館の小話の
中で撃たせましたよ(笑)いやそれは置いといて、ろいやるにミリーナが登場すればこういう魔法を使うこともできる
だろうと思って、それがやってみたくて堪らない。
そしてミリーナが登場すれば当然ルークも登場する訳なんですが、ルークが登場すれば当然、魔王剣(ルビーアイ・
ブレード)が使えるでしょう。これは使えると面白いのは勿論、ゲームの幅を広げるんじゃないかと。
魔王剣はリナの神滅斬に次いで、高位魔族(えてしてボスキャラ)への決め手になりうる魔法です。つまりリナ以外
にもボスキャラへ強力なダメージを与えられるキャラがいることになる。そうすれば、パーティを二つに分けて、並行
で二つの戦闘というのも可能になるのではと思ってて。分かりやすく言えば「こっちはあたし達が!あっちはルーク達
に任せるわ!」といって、リナを決め手・ルークを決め手としたそれぞれの戦闘に突入する、またはどちらを選ぶかに
よって2パターンの展開が楽しめる、そういう流れもできるんじゃないかなあと。パーティを二手に分けて、どちらを
選ぶかでルートが分岐するっていうのはゲームではよくあることですが、スレでパーティを分けると、正直なところ、
リナやガウリイがいない組は戦闘の難度がいきなり上がってしまってバランスが悪いんですよ。普段の戦闘ならとにかく
ボスキャラ戦になると、必殺の一撃を入れられる手段を持っているのはリナで、他のキャラだけだと決め手に欠けてし
まって大変だし、ガウリイがいない場合は敵の壁役を務められるキャラがいなくてやっぱり大変。つか私はわんだほ~で
リナとガウリイが離脱してゼルとアメリアだけで進んだ時の大変さを忘れない・・・いやそんな恨み言は置いといて、
ルークとミリーナ、特にルークがいれば戦力がぐっと加算されて、パーティを二つに分けてもそんなに無理はなくなる
感じがするんですね。リナ・ゼルガディス・アメリア組とガウリイ・ルーク・ミリーナ組に途中で一旦別行動になって
どちらの組を操作するか選択が出て、一周目はリナ組、二週目はガウリイ組をやってみるとかしたら面白いんじゃない
かと。ろいやるは基本的に大きなルート分岐がなくて一本道なゲームで、二周目以降のお楽しみってものがあまりない
ので、二周目は違ったルート・イベントが楽しめるってふうになったら良いなあと何周もしてる自分は贅沢な希望を
持つ訳です(笑)
というか元々私、ルークとミリーナの能力って凄い興味深いんですよ。この二人しか使わない魔法が豊富で、戦法が
とにかくテクニカル。この二人、長編9巻で登場した時から既に神坂先生はぎっちり能力設定を固めてあったんだろう
なあと、9巻を読むたび思えてならない。9巻でルークとミリーナの能力って既に確立してるんですよね。ルークの
道具に魔法を封じる能力、ミリーナのふんだんな独自呪文と魔法のアレンジ、二人の連携、こういうものが9巻時点で
きっちり書かれている。巻が進むたび能力が明らかになっていった、または付け加えられていったゼルやアメリアとは
また別の面白さを読んでて感じるんです。是非とも長編で書かれた部分以外の能力も番外で見てみたい。
つか、二人の能力が数値化された姿が見たい、是非見たい(笑)使用可能な魔法一覧とか、HPとMPの高さとか、ルークは
わりかし詠唱が速いんじゃないかなあとかミリーナは残念ながら防御と回避が低いんじゃないかなあとか、こういうのを
考えるとえらく楽しい。能力設定が数値化されて見られるのでろいやるシリーズが好きっていう面もあるんですよ私の場合
(笑)既にいろいろ見られた4人組とナーガだけじゃなくて、この二人の能力値も是非見たいんです。だからやっぱり
今からでもろいやる3出して下さい、角川書店様!ルークとミリーナのいるろいやる、これ、やってみたら楽しいですから
絶対楽しいですから、私が!(笑)
つーか本当に、ルークとミリーナがメディアミックスされるとしたら、ろいやるが向いてると思うんですけど・・・
この二人、扱い方が本当に難しいですから。原作14、15巻の内容はアニメ化なんかは正直望めないし、13巻まで
の内容だって難しい。というか、可能性は限りなく低いですが今後EVO-RとかOVAでの登場なんかがあったりしても、
そこで無理やりな登場や妙なキャラの性格改変なんかがあったら、物凄い反発を生むことは想像に難くない。そりゃもうこの二人を何らかの形で登場させる場合、真っ向から原作その
REVOのデュクリスなんか比じゃない反発が起きるかと。
ままをやるか、ある程度パラレルな設定と割りきりがないと無理だし、パラレルにしたらしたで納得できるものを作る
のは難しい。本当に、これをやってのけた「ファルシェス」には脱帽するしかない(しみじみ)あれはもう、完全に
パラレルで、これどういう設定なんだろうと不思議になりつつも、ルークをはじめとするキャラたちの描き方で見事に
色々ねじ伏せられましたもん自分・・・
という訳で、正編としての位置が求められるアニメシリーズでこの二人を出すのは至難の技でしょうから、それより
ある程度製作側にも消費者側にもパラレル的位置付けだっていう割りきりができる、場外乱闘番外編的な面を持つろい
やるの方が絶対安心して楽しめると思うんですよねえ。しかもろいやるなら、キャラ同士の掛け合い、声、ムービーで
動く姿、魔法を使った戦闘なんかが存分に盛り込めるんじゃないかと期待してるんです。ぶっちゃけ私、たいていの
ことは笑って受け流すだけの覚悟はしてるので、この二人が何らかの形で現在未見のEVO-Rにちらっとでも登場したり
したらそれはそれで楽しく見守れるだろうと思うんですが、それは正直何がどんな風に描かれるのか心配でなりません
ので(笑)それよりは、ろいやるというパラレルの中で活き活きと動き回る二人を見てみたいものだと思います。
ここまで書いて気付く。何だこの長さ!どれだけろいやるに期待してるんだ自分!(苦笑)おかしい最初は本当に
メディジュエルっていう単語を脈絡なくぽんと思い出しただけだったのに何だこれ。これもろいやる2が再プレイして
みたら記憶より面白かったのが悪いんだ、いや良いんだ!(笑)という訳で続きもサクサクやってきます。
あ、最後に、ゲームにまつわるスレ関係の思い出を思い出したのでひとつ。その昔、SFC版RPGツクールを中古品で
買ってきて、さて前の持ち主はどんなゲームを作ったんだろうと残ってたセーブデータを見てみたら、「スレイヤーズ」
でした。その時は既にスレに嵌った直後だったんで、タイトル画面に堂々と出た「スレイヤーズ」の文字を見た瞬間
食べてたもみじまんじゅうを喉に詰めかけました・・・いやマジでびっくりしましたあれは・・・で、何だ何だどんな
内容だ!?と慌ててセーブデータを確認してみたら、タイトル画面とキャラクター設定したところで止まってまして、
そして誰が設定されてたかというと、「リナ」「ガウリイ」「シルフィル」「ゼロス」だったという・・・これ見て
セーブデータ消して新しいゲームを作るより、いっそこのままこれを完成させるべきだろうかと思ったものの、この4人
でのストーリーが思い浮かばず敢え無く挫折(笑)本当にもう、なんなんだこのネタのような事実は(笑)という訳で、
私がゲーム画面上でスレイヤーズの文字を見たのは実はこれが初。これ見て、その当時はSFCでスレイヤーズの
ゲームが出てるのを知らなかったので、スレのゲーム出ないかなーやりたいなーと思った直後にろいやる1が
出た時は物凄く嬉しかった(笑)あ、ろいやる1が一番好きって思ってたのは案外このときの嬉しさのせいかも
しれない。よし、最後に話が繋がった所で終わります(笑)