去年あたりに色んな所でカミングアウトして以来、砂時計への愛が明らかに育っています。前から好きではあ
ったけれども、やはり言葉にすると違うらしい。言霊というのは絶対あると思いますね全くもう。
それにしても。ネット見回ってたらまだまだ見知らぬ砂やら材質やらでできた物がごろごろしてるんですよ!
どれもこれも素敵なんですよ!うああ実物見たい触りたい引っ繰り返したいー!(じたばた)
まあ残念ながらネット上のものを片っ端から買うことはできませんのでフラストレーション堪りまくりですが、
その分店舗で良いものを見かけた際には即行で掴んで手元に迎えるようになりました。てことで気付いた時に
は住処に7つの砂時計が鎮座するように。色とりどりの砂と台座に囲まれて、ぶっちゃけなかなか幸せでありま
す(笑)眼福なり。
で、一番最近迎えたのが黒砂(砂鉄)が入ったもの。それまで白・赤・青・緑の砂色のものは持ってたんです
が、ベーシックな黒砂は持ってなかったんですよねー。黒も1個くらいあるといいなあと思ってたので、今回これ
が手に入って嬉しいです。
ところでですね。
これで赤白青黒の魔血玉カラーが揃った訳ですよ。
はっはっは、引いた人は正しい。これ思ったとき私も大概末期だと思いました(笑)いや別にそのために黒が
欲しかった訳ではないんですよ?ないんですが砂色を見てるうちに、デモンブラッドカラーの要件満たしたー!
って気付いて喜んでました(笑)でも思考がそっち方面に行くのは当然ですよね!(きっぱり)
さて、「砂時計」とか「魔血玉」といった単語と言えばファルシェスです。ということで、魔血玉カラー揃ったぜ記
念にファルシェスを引っ張り出してきて、そちらの本家本元を眺めてて思ったことがあるんですが。
この砂時計、意外とちっちゃい。
一杯で台座を掴んでるからして、直径は10㎝くらい?高さはその3倍の30㎝くらい?かと推定されます。こち
らで一般的な砂時計はたいてい3分計の手のひらに軽く乗るサイズで、大きさは5㎝×10㎝くらいのものが多
いです。それを基準にすれば確かにずいぶんでっかい。
けどですね、ちっちゃかったんですよ。私のイメージからすると。
何故ならこの大きさで計れる時間って、おそらく60分くらいだと思うんです。私、ちょうどこのファルシェスの砂
時計と同じくらいの大きさだろう砂時計の現物を見たことがあるんですが、それが60分計だったんですね。で、
それを思い出した時、ありゃ?思い違いしてたなあ、と思いまして。
私、ファルシェスの砂時計って何となく1日計だと思ってたんですよ。ええもう読みながら勝手にそう思いこん
でました(笑)何て言うか、毎日決まった時間(夜の0時とか)に1日一回引っ繰り返して、日が変わると同時に
砂が落ちきり、島の時間が巻き戻るものだとばかり。そういうドリーム妄想を繰り広げてた訳ですが、この大きさ
だと1日計とか有り得ない。もしかして砂の落ちる量が極小で、あの大きさでも24時間かかるのかしらと思って
じっと見たんですがこの砂時計、実にどぱーっと砂流れ落ちてる……(笑)こんな量じゃあ5分も持たないんじ
ゃじないかしらといらん心配をしてしまうくらい盛大だった(笑)
てことで、きっと見た目の大きさどおり、せいぜい60分計くらいなんでしょう。1日(24時間)計だとばかり思い
込んでたものがいきなり60分計程度に見えるようになりました。くそー小さい!小さいよファルシェスの砂時
計そして落ちる時間少ない!1日かかって砂が落ちる方がそれっぽいじゃないですかー!うがー!(逆恨吠)
いやまー改めて見直したら、リナが最後にこれを掴んだのって、多分朝か昼くらいだと推定される訳ですが、
この時砂はきっちり全部下に溜まってるんですよね。1日かかって流れ落ちるとしたら、朝昼なんてまだまだ砂
は上の方が多いだろうに、何でこれ見た時点で己の間違いに気付かないかなあ(笑)思い込みってほんと恐ろ
しい……いや砂時計見ただけでドリーム展開する己の非を認めますごめんなさい。でもドリーム展開楽しいの
でまだ続きます。
てことできっとこの砂時計、引っ繰り返して砂が落ちきった時ごとに、島の時間が巻き戻る仕組みなんでしょう
ねえ。この仕組み、大がかりで気になるところなのに詳しい解説はなかったので気になるところです。
ところでエピローグのゼロスの言葉では「砂礫となった魔血玉が島の土に紛れていた」ということですが、ここ
での魔血玉ってあれほど強調されてたんだからルビーアイの魔血玉ですよねきっと。てことは赤の魔血玉の
砂礫が砂時計の砂に混じってたってことな訳ですが……カラー頁の砂時計の砂、真っ白ですよねえ。うん実に
綺麗なプラタリーサンドです。白砂は綺麗です、綺麗ですけど!どうせなら砂にうっすらと赤の粒が紛れてたら
完璧だったのにー!絵敵に素晴らしいってかええもう要するに私の萌えツボを超直撃しただろうにくそー!そう
いう砂の砂時計のカラー絵が見たかったー!うああ折角の超レア魔血玉の砂なのに!なのにー!(悶絶)
(ちょっと落ち着け)
うんきっとアレだ、ちゃんと精製されてない魔血玉はきっと、無色透明とか真っ黒に濁ってるとかそんなんなん
だろう多分。本編1巻で出てきた賢者の石(不完全な魔血玉)は石炭チックな外見してた訳だし、こっちの方は
きっと透明だったとかそういうことなんだろう。そういうことにしておこう。よし落ち着いた(笑)
で、そんなこんなで悶絶しながらじっと見直してみると、思えばこの砂時計って変わった造りしてますよねえ。
吹きガラスでつるりと丸く造られてるんじゃなくて、透明な板ガラスをステンドグラスのようにつなぎ合わせてこ
の形にしてますよね。本編15巻で明言されたようにスレ世界ではガラスは貴重品だからとか、島には吹きガラ
スを造れるようなレベルの技術がないだろうって考えて、わざわざこの造りに決めて描かれたんでしょうか?そ
ういう点まで細かく考えられて描かれたものだとしたら、私は旭さんを改めて尊敬いたします。いや本当に、こ
こまで考えてたとしたら、どこまで細かいんですかファルシェス……!
己の趣味全開で言えば、この砂時計、立体の再現物を是非見てみたいです(笑)ガラスを繋ぎ合わせて、大
きさはちゃんとリナの手のひら一杯ぐらいにして、白砂を詰めて。
言うか)
れたりしてるじゃないですか。そういう感じでいっそこれも作ってくれたら嬉しいなあと、実にコアは妄想をしてお
ります。ううん、でもして欲しいですよー。そんなん作られたりしたら私3つは買いますから!是非!(待て)
魔血玉の砂礫の混ざった時計。この一言だけでいくらでもドリームできます。浪漫を感じてなりません。素晴
らしい。